中国最高の予言書「推背図」の示す衝撃未来がヤバい! 第三次世界大戦、ポールシフト、エイリアンと救世主の出現!

中国最高の予言書「推背図」の示す衝撃未来がヤバい! 第三次世界大戦、ポールシフト、エイリアンと救世主の出現!

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 中国は唐の時代に恐るべき予言書が記された。名を『推背図』(すうはいず)という。一編(以下「象」)は簡単な挿絵と短めの漢文で構成されている。全部で60象ある。予言研究家の白神じゅりこ氏が以前、トカナでも取り上げている。

【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2019/01/post_19194_entry.html】

 そのため当稿では説明は簡略に留めるが、この『推背図』の作者が太宗皇帝の側近だった李淳風(りじゅんぷう)と袁天?(えんてんこう)の二人だ。

 李と袁は天文・暦・気象を司った「太史局」という役所に勤めていた。当時、千人を超える人員が日々、天体観測や記録に明け暮れていた。二人はこの役所において「太史令」という最高官位にあった。つまり、今風にいえば事務次官クラスである。

 一国の高官と予言書……何やらチグハグに思われるかもしれないが、当時、天体の運行は個人や国家の運命を司っており、日蝕や彗星出現などの天文の変異は人間界に向けた天帝のサインであると考えられていた。だから「太史局」には学者級の人材が揃い、真剣に研究が行われていた。また、そこから中国式の占星術も洗練されていった。

 よって、二人が皇帝の要望に応じて遠い未来までもを占ったという話は、それほど奇々怪々ではない。しかし、私が『推背図』に目を通した限り、この書はそういう「学識」を超えたものがある。つまり、透視能力か何かの方法で本当に未来を見ない限り、ここまで正確に見通すことは不可能ではないかと思えるのだ。あるいは当時の「太史局」に、天体の運行等から正確な未来を導き出す、よほどの「奥義」でもあったのか……。

■「第56象」以降が現代人から見て確実に「未来」に当たる

 ところで、『推背図』は1300年も昔に記されたものだ。大半の予言はすでに過ぎ去ってしまったと考えられている。研究者によって見解はやや分かれるが、一般に、現代のわれわれから見て「予言」と呼べるものは50象以降だろうと考えられている。

 その中にあって、第三次世界大戦を予言した一節として衆目の一致するものが「第56象」である。そして以前、白神じゅりこ氏が取り上げたのもこれである。

 したがって、「第56象」以降に関しては「未来の予言」と断言してもよいと思う。今回、私は第三次世界大戦「以後」の人類の行く末に焦点を当てて『推背図』を解読してみることにした。つまり、最後の60象までを一挙に解読する。

 結論から言うと、浮かび上がってきたのは、かなり“異様な”未来である。

 まずは、「以後」への助走の意味でも、また『推背図』の凄さを再認識する意味でも、改めて私独自の視点で「第56象」を解読するところから始めてみたい。

 なお、全象の解読に共通する事項として、以下の留意点を申し上げておく。「讖」(シン)とは予言のこと。「頌」(ショウ)とは神に捧げる詩のこと。作者の思惑は、2種類の文章表現と挿絵でもって可能な限りヒントを提示すると共に、できるだけ未来の事象を立体的に浮かび上がらせようというものかもしれない。

 また、清の時代に金聖歎という人物が『推背図』に独自の注釈を入れた。そのため世に出回る『推背図』には彼の注釈入りの版が多い。しかし、現代から以降に関しては、彼の注釈は参考にならず、かえって原文を損なう。本稿ではバッサリと省いてある。

 以上の点を承知していただいた上で、以下に私の解読を述べよう。

■「第56象」……空前絶後のハイテク世界大戦の予言

第五六象 己未 坤下坎上 比
讖曰
飛者非鳥 潛者非魚
戰不在兵 造化遊戲
頌曰
海疆萬里盡雲煙 上迄雲霄下及泉
金母木公工幻弄 干戈未接禍連天

讖いわく
飛ぶものは鳥にあらず。潜るものは魚にあらず。
兵士不在の戦争。物作りの遊戯だ。
頌いわく
海の果ての万里まで煙の雲が尽きない。上は雲のある大空まで、下は泉まで。
ハイテク企業が幻を使うものを生産する。兵器は故障もなく天に配備される。
(山田高明意訳)

 いかがだろうか?

 どことなくノストラダムスの予言詩に似ていて、なかなか解読するのが楽しい。

 この「第56象」はあまり補足の説明も必要ないと思う。これは無人機などをふんだんに使った未来のハイテク戦争を表している。しかも、口から火を吹く二人の男が相対している図から、二大勢力の激突だろう。

 原文に「盡雲煙」(雲煙が尽くす)とあるのは、戦火の硝煙や煤煙で世界が埋め尽くされている様子の描写だろう。それが横の広がりとすれば、次句は縦の広がりを意味する。

「金母木公」は、中国人でも何を意味しているのか分からないらしいが、私は前後の文脈から上のごとく解釈した。「公」は「公司=企業」か、もしくは「社会」でもいい気がする。「干戈」は、「干戈(カンカ)を交える」と使うように、武器や戦争を意味する。それが天に連なる……つまり飛行機・ミサイル・人工衛星の類いだろう。

■第57象の解読……ポールシフトが起き、エイリアンと救世主が出現する予言

第五七象 庚申 兌下兌上 澤
讖曰
物極必反 以毒制毒
三尺童子 四夷?服
頌曰
坎離相剋見天倪 天使斯人弭殺機
不信奇才??越 重洋從此?兵師

讖いわく
極が必ず反対になる。毒をもって毒を制する。
身長90センチの童子。四方の国々は畏れて服する。
頌いわく
北南は相克し天倪を見る。天使は人を切り離して殺し合いを終わらせる。
信じられない奇才は呉越から産まれる。軍隊を収拾する師には重洋ですら従う。
(山田高明意訳)

 前の「第56象」の挿絵は、二人の人物が口から炎を吐いていた。第57象の挿絵は、その二大勢力による戦争の大火を消火している様を表している。しかも「子供」が天から水を掛けるという有様で。

「毒をもって毒を制する」であるから、その消火行為自体が人類にとって別の災難と呼べるものを意味している。天から水が注がれるような状況といえば、おそらくポールシフトによって大津波が発生し、強制的に戦争を終結させてしまう様子ではないか。

 しかも、これを機に人類はエイリアン文明の介入を受けるらしい。というのも、「三尺童子」は一見子供を表しているようだが、童子には「王子・菩薩」の意味もある。国々が彼に服属することから、子供というより何か超人間的な存在だろう。

「四夷」は本来、中国の東西南北にある蛮地を指すが、当時の中国人だからこういう表現になってしまっただけで、普通に世界の国々というふうに解釈してよい。

「坎離」は八卦でそれぞれ北と南を表すので、これは大戦の陣営と思われる。「天倪」は災厄を移し負わせる人形を意味するので、両者が戦う動機が消滅するのだろう。しかも、戦争終結に導くのが「天使」と「奇才」だ。これは前の「三尺童子」の別の表現だろうか。つまり、すべて一人の救世主の出現を予言しているのだろうか。

 私も迷ったが、驚くべきことに、どうも「エイリアンの出現」と「救世主の出現」の二つの出来事が平行して起きる事態を予言しているような気がするのだ。

 救世主は「呉越」出身のようだが、唐初期の人物の言及する「呉越」であることに注意を払う必要がある。当時、長江以南は中原から見てまだまだ異国に等しかった。しかも、予言がしばしば隠語を用いることや、日本人の祖先の多くが呉越地方から来た点からして、これは間接的に「日本」を指している可能性もある。

 つまり、日本から現れた救世主が世界を平和へと導く予言である。

(山田高明)

※イメージ画像は、「Getty Images」より