「あと5年で全人類IQ200、脳チップでネットと直結…」思い浮かべるだけで検索&全理解の時代到来! 逆に能力格差が広がる可能性も…

「あと5年で全人類IQ200、脳チップでネットと直結…」思い浮かべるだけで検索&全理解の時代到来! 逆に能力格差が広がる可能性も…

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 いっそのことスマホが頭の中に入ってしまっていれば、これほど便利なことはないだろう。だが驚くなかれ、人間の脳がネットとつながる時代はあと5年もすればやってくると、ある神経科学者が断言している。

■脳にチップを装着し、誰もがIQ200になる日

 ちょっとした調べものをしたり、地図で現在地を確認したりといったことが外でも簡単にできるようになったのは、スマホの大きなアドバンテージだ。そしてもし、こうしたことをスマホすら持たずに頭の中で全てできてしまったとしたら……。

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 まさにサイエンス・フィクションの世界だが、ある専門家は今後5年以内にはそうした技術が普及し始めることを予測している。大がかりな手術などを必要とせずに、人間の脳がネットワークにつながる日は案外近いというのだ。

 米ノースウェスタン大学の神経科学者で経営学者でもあるモラン・サーフ教授は現在、シリコンバレーの協力者と共に脳に装着する「スマートチップ」の開発に取り組んでいる。このチップを通じて脳がダイレクトにネットにつながることで、我々の知能は飛躍的に向上するということだ。そして驚くべきことに、あと5年以内には実用化されるというのである。

「(脳内で)インターネットに接続してウィキペディアにアクセスしたとしてください。私が特定の事柄についての疑問や謎を思い浮かべた時にはすぐに答えが提示されるのです」(モラン・サーフ教授)

 もしこうした技術が実用化されれば、ほとんどの筆記試験やテストなどは意味をなさなくなることになる。まさに科学技術による人類の“進化”だと言っても過言ではないだろう。

 たとえば高知能のサルのIQは70くらいあるといわれている。人間の平均IQは100で、天才と呼ばれる人たちのIQは平均すれば140ほどだ。そしてこのスマートチップを装着した人間のIQは200前後になると見込まれているという。科学技術によって天才を軽々凌駕できる日が来るのである。

■絶望的な知識ギャップで社会が二分される

 脳にチップに埋め込むなどの“脳インターフェイス”の研究開発は、サーフ教授以外にもさまざまな組織の研究者が取り組んでいる。たとえばイーロン・マスク氏が創業した「Neuralink」や、DARPA(米国防高等研究計画局)、さらにフェイスブックなどでも鋭意研究が進められている。

 こうした“脳インターフェイス”の開発の最大の技術的障害となるのが脳への装着方法だ。大がかりな外科的手術を必要とするような技術は当然ながら多大なリスクを伴うことになる。

「頭蓋骨に穴を開けることなくチップを脳に取り入れる方法を見つけるために、研究者の誰もが今まさに多くの時間を費やしています」(モラン・サーフ教授)

 サーフ教授は食べ物としてデバイスを取り込み、脳の中で再構成できる方法を研究していることをうかがわせる発言をしている。

「脳に到達するような“もの”を食べることができるでしょうか? あるいは頭の中で組み立てられる“部品”を食べることができるでしょうか」(モラン・サーフ教授)

 いったいどのような方法でこのスマートチップが脳に装着されるのか興味深い限りだが、実用化された社会では、これまでにない極端な不平等が形成されることについてもサーフ教授は指摘している。つまりチップを装着して“進化”した者と、その機会を得られない者との間ぶとてつもなく大きな知識のギャップが生じ、社会が二分されてしまうというのだ。

「(チップを装着した)彼らは投資について考えるだけでお金を稼ぐことができますが、(チップを装着していない)我々にはできません。チップを装着した彼らはより豊かになり、より健康になり、より長く生きるようになるでしょう」(モラン・サーフ教授)

 あと5年もしないうちにやってくるという人類の“進化”は、社会にどのようなインパクトを与えるのだろうか。社会の“分断”をより深める可能性も指摘されているわけだが、いずれにしても“その日”はそう遠くない先に待っているのだろう。

※イメージ画像:「Gretty Images」