【警告】「我々の存命中に巨大隕石が地球衝突する」NASA幹部が断言! 2029年4月13日、小惑星「アポフィス」が激突か!

【警告】「我々の存命中に巨大隕石が地球衝突する」NASA幹部が断言! 2029年4月13日、小惑星「アポフィス」が激突か!

【警告】「我々の存命中に巨大隕石が地球衝突する」NASA幹部が断言! 2029年4月13日、小惑星「アポフィス」が激突か!の画像

 広島型原爆の20倍以上もの破壊力を地上に及ぼす隕石衝突が迫っている――今、NASAの管理者が警告している。なんと、我々が生きている間に起こる可能性が極めて高いというのだ!

■今後100年の隕石衝突リスクは普段よりも3倍高い

 4月29日に米ワシントンD.C.で開催された「2019 Planetary Defense Conference」の集会において、NASA管理者のジム・ブライデンズティーン氏が異例の警告を発している。

「これ(隕石衝突)はハリウッド映画ではありません。まず人々の理解を確認する必要があります。我々が知る限り生命を宿す唯一の惑星であるこの地球を、最終的にいかにして守るのかという話です」(ジム・ブライデンズティーン氏)

 彼はこれら脅威事象の深刻さと可能性が増していることの証拠として、2013年の隕石落下事件である「チェリャビンスク事件」を例に挙げた。同年2月に隕石が南ウラル山脈を横切ってロシア・チェリャビンスクに落下して燃え上がった一件は、1908年の「ツングースカ事件」以来最大となる隕石衝突であった。

【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2019/05/post_94802_entry.html】

 死者は出なかったものの、1600人あまりが負傷したといわれ、衝突炎上の威力は広島型原爆の20倍にも及ぶと見積もられている。ある試算によれば、この規模の隕石衝突は60年に一度は発生するものだが、直近では減少していることから、その分、今後の100年では隕石衝突リスクが通常の3倍に高まっているとブライデンズティーン氏は指摘している。つまり、今の現役世代が生きている間に、隕石衝突イベントが発生する確率がきわめて高いということだ。

「私はこれらのイベントがきわめて稀でユニークなものであるとお伝えしたいところなのですが、しかしそうではないのです」(ジム・ブライデンズティーン氏)

 現在、NASAは地球周辺にあり衝突する可能性がゼロではない140メートル(459フィート以上)の小惑星のうち90パーセントを検出し、その挙動を追跡している。

 地球を小惑星から守るためのNASAの取り組みの一部には、2021年6月に打ち上げられる予定のDART(Double Asteroid Redirection Test)があり、これにはイーロン・マスクCEOのSpaceX社からの支援も含まれている。DARTでは潜在的衝突リスクのある小惑星に宇宙船をぶつけて軌道を変更させるという“体当たり戦法”が予定されているというから見物である。その時期は22年10月だ。

 この“体当たり戦法”が失敗したとしても小惑星が地球に衝突する可能性はきわめて低いというが、このNASAの初めての“地球防衛”任務が成功することを願わずにいられない。

■2029年4月13日、小惑星「アポフィス」が地球に最接近

 22年10月のDARTミッションはぜひ成功してほしいものだが、その次に不気味なのが29年4月13日である。この日、直径約340メートルあまりの小惑星「アポフィス(99942Apophis)」が地球に最接近するのだ。

 ヘビを体現するエジプト神話の“混沌の神”の名に由来するアポフィスは同日、高度3万1000キロまで地表に接近すると計算されている。ある種の人工衛星よりも接近することになるが、専門家の見積もりでは大気圏に突入して地表に衝突する可能性はきわめて低いということだ。

 現時点の計算でこのアポフィスが地球に衝突する確率はそれでも2.7%あるのだが、29年の時点では10万分の1以下となり事実上、衝突リスクはゼロになるという。

 専門家から安全のお墨付きを得たことでホッと一安心ということになるが、地球への接近によってアポフィスの軌道と回転の仕方に変化が生じることはやや気になるところだ。

 とはいえ、このアポフィスが現在知られている潜在的危険を伴う約2000の小惑星の1つの代表格であることに違いはない。専門家の間では、来る29年4月13日に飛行中のアポフィスを詳細に観察することによって、将来的な惑星衝突リスクにおける“地球防衛”に有効活用できる重要な科学的知見を得ることが期待されているようだ。

 高度3万メートルまで近づくというこのアポフィスは、普通の望遠鏡でも十分に観測できるということである。その意味では10年後が楽しみになる話題でもあるが、一方でいわゆる“ニビル”や“プラネットX”は想定外の方向から地球に急接近するともいわれている。引き続き空の異変に注意を怠ることはできない。

(仲田しんじ)

※画像は、チェリャビンスク事件(2013年) 「Wikipedia」より