百田尚樹がテレビ業界から干されない3つの理由とは!? 大阪、忖度、性格…「そもそも眼中にない」

百田尚樹がテレビ業界から干されない3つの理由とは!? 大阪、忖度、性格…「そもそも眼中にない」

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 彼自身の発言内容の是非は別にしても、昔も今も様々な形で世の中を刺激し、議論を巻き起こすことも多いのが百田尚樹さんだ。

 近年はベストセラーを送り出す小説家としての顔で知られるが、そもそもは「探偵ナイトスクープ」などの放送作家が本業であり、テレビやエンタメ側の人間でもある。しかし、最近話題になった佐藤浩市へのツイートはもちろん、朝日放送の番組を担当しながら朝日新聞社への批判ツイートなど、内側にいる人間とは思えない発言も多い。

 業界内の誰かの逆鱗にふれ、いわゆる「干される」状況になってもおかしくない勢いなのだが、なぜ百田尚樹さんは干されないのか。複数の関係者にその理由を尋ねると、3つの理由が出てきた。

「たしかに既に一線は超えており、特に佐藤浩市さんへの発言は小説家としてはまだしも放送作家としては有り得ないほど過激な発言です。『探偵ナイトスクープ』には各事務所のタレントさんが出演しており、スポンサー企業のコマーシャルも同様です。このように様々なしがらみがあることから放送作家は思っていてもそうそう口には出さない本音を抱えているものです。しかし、基本的に東京の芸能プロは『大阪の人だから』と受け流しています」(在京芸能プロ幹部)

 大阪の人だからとは、どういうことなのか。

「ひどい罵詈雑言もありますが、東京の人間から見れば酷い言葉でも大阪では『アホ』が誉め言葉にもなるように日常的に汚い言葉が飛び交っているじゃないですか。だから、大阪人特有の話ということで受け流しているプロダクションやテレビ局の社員は多いですね」(同)

 たしかに人にもよるが、関西人は日常会話で過激な言葉を使ってしかもそれが嫌味に聞こえない人も多いため、少々過激な内容でも、地域性という言葉で問題視されない場合がある。

 同様に大阪を理由にする関係者はほかにもいた。

「これまでのツイートなどを東京の番組で活躍する放送作家が放っていたら間違いなく干されていたでしょうね。でも、百田さんは大阪のテレビの人なんです。言ってみればローカル局のスタッフですから、東京を主戦場としている芸能事務所や代理店からすれば基本的に眼中にない相手なんです。おそらく佐藤浩市さんや所属事務所もそういう思いで見ていると思いますよ」(在京広告代理店社員)

 なるほど、眼中にないという言葉には妙に納得がいく。

 だが、もうひとりの関係者は少々違った2つ目の視点から意見を言ってくれた。

「百田尚樹さんは元NHKの経営委員であるほか、与党の政治家などとのパイプも太いです。佐藤浩市さんの件も安倍首相をバカにしたととった上での発言です。そのため、彼の交友関係や背後関係を気にして何も言えないのが実情ではないでしょうか。番組サイドとしては火種のないところにどんどんガソリンを投下されているようなもので、余計なゴタゴタは避けたいのが本音ですから」(在阪テレビ局プロデューサー)

 たしかに、このような忖度があってもおかしくはないだろう。さらに、彼自身の人間性がそうさせている部分もあるらしい。彼が干されない3つ目の理由はこうだ。

「ツイッター上だけで見れば傍若無人な人間に見えるかもしれませんが、放送作家としての仕事場では低姿勢ですし、仕事も丁寧で真面目です。そのため、よくいる“ネット上のみ人格が変わってしまう人”として認識しているスタッフも多いですよ」(在阪テレビ番組制作会社スタッフ)

 干されない理由が何なのかというよりは、そもそも干すべきとの思い自体が皆無なのかもしれない。