日本最恐のホラー映画『霊的ボリシェヴィキ』を観ると心霊現象が起きると判明! 監督と主演女優が暴露「撮影中や上映中に霊が…」(インタビュー)

日本最恐のホラー映画『霊的ボリシェヴィキ』を観ると心霊現象が起きると判明!  監督と主演女優が暴露「撮影中や上映中に霊が…」(インタビュー)

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 日本におけるホラー映画界の巨匠・高橋洋氏は、映画『リング』シリーズや『女優霊』など、数多くのJホラー作品の脚本家としても名高い。そんな高橋氏が、神道霊言研究家で日本オカルト界の超重鎮・武田崇元氏が語る「霊的ボリシェヴィキ」という言葉からインスピレーションを得て誕生したという最新監督作品、それこそが映画『霊的ボリシェヴィキ』である。この魅惑的で謎めいた響きのタイトルに引き寄せられた人も多いことだろう。

 人里離れた不気味な巨大廃墟で、「あの世に触れたことがある男女」が心霊と狂気の世界にいざなわれていく様子が描かれた本作。ちなみに「ボリシェヴィキ」とは、1917年10月のロシア革命以降、かのレーニンが率いた過激な共産主義革命を目指す前衛集団のことである。政治的な「ボリシェヴィキ」という言葉に「霊的」というオカルティックな言葉が結びつくことで、まさに異次元のパワーを放つ映画に仕上がっている。これは、あの世を過激な方法で呼び出す霊的革命映画なのである。

 そして、幼い頃に神隠しに遭った謎めいた主人公・由紀子を演じるのは韓英恵氏だ。韓氏は、巨匠・鈴木清順監督にその才能を見出され、わずか10歳で映画『ピストルオペラ』(2001)で衝撃的デビューを飾った。その後、『誰も知らない』(2004)、『アジアの純真』(2009)、『悪人』(2010)など次々と話題作に抜擢され、印象的な役を熱演。近年はNHK連続テレビ小説にも出演するなど活躍の場を広げており、今最も旬な人気女優である。

 2018年2月10日の公開以降、各方面で「怖い」と噂になるとともにじわじわ反響が高まり、現在「霊的ボリシェヴィキ」中毒者が大増殖中。反響を受けて、6月5日には本作のDVDとブルーレイも発売された。そしてトカナは、リリースを記念して高橋洋監督と韓英恵氏に直撃インタビューを敢行した!

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【あらすじ】
 集音マイクがそこかしこに仕掛けられた奇妙な施設。呼び集められたのはかつて“あの世に触れた”ことがあるという“ゲスト”と呼ばれる男女たちだった。
 その中の一人、由紀子は、幼い頃“神隠し”に遭遇して以来、不思議な違和感を抱えて生きてきた。その違和感の正体を探るべく、由紀子はこの集まりに参加したのだ。
 強すぎる霊気のために一切のデジタル機器が通用しないこの場所で、静かにアナログのテープが回り始める。やがてテープに記録されてゆくのは、心霊実験が“霊的革命”を目指す狂気の世界へと逸脱してゆくプロセスだった……。

■怪奇現象を呼ぶ映画『霊的ボリシェヴィキ』

――本作の公開から約1年が経ちましたが、これまでどのような反響がありましたか?

韓英恵氏(以下、韓)  この映画を観たり関わったりすると、「怪奇現象が起きやすい」という話をいろんな方が教えてくれました。たとえば、熊本の映画祭で起こった出来事とか……。

高橋洋監督(以下、高橋)  そう! それも、説明がつかないオカルト現象でした。劇中で歌われる「ボリシェヴィキ党歌」をみんなで合唱しようというイベントを熊本の映画祭で行ったんですが、その時、撮影でも使用した歌詞カードをPDFファイルにして映画祭の担当者に送ったんです。すると、そのファイルをプリントアウトしたら黒文字のはずが全部赤文字になっていたという。

――ええっ!? それは怖いですね……!

高橋  極端に怖いことではないかもしれませんが、そうなった原理がわからないんです。

  あと、上映中のスクリーンに映った私の顔に、蛾が止まったこともあります。それも変な話ですよね。

――けっこうリアルで怪奇現象を呼んでしまう映画なのかもしれませんね。

高橋  そうですね。でも最も多かった感想は、「映画を見ていると言うよりも、いつのまにか映画の中の降霊実験に自分も参加しているような感覚に陥っている」というものでした。

 劇中では、降霊会に参加した1人ひとりが自らの怖い体験談を百物語形式で語っているのですが、観ている側もそれに参加しているような不思議な臨場感があるそうです。「怖い話を語っていると何かを呼んでしまうのではないか?」という嫌な予感がスクリーンから伝わってくるらしく、たとえば、「(上映中に)ペットボトル1本倒れても怖い」というように、些細な変化にも恐怖を覚えるというのです。でも、そういう風に怖がっていただけるのは、うれしいですね。

■撮影現場の廃墟で感じた恐怖

  由紀子の体験談を語る長回しのシーンがあったのですが、霊を呼び寄せるような怖い話をするので、本当にコックリさんをやっているような不思議な感覚がありました。その場の雰囲気もとても気持ち悪かったんですけれど。

――巨大な廃墟のシーンでしたよね。無機質な空間の寒々とした空気感が、画面から伝わってきました。実際に、そんなに怖い場所だったのですか?

  はい、怖かったですね。何かがいるような感覚がずっと消えない、そんな場所でした。特に撮影中、私が待機している場所は本当に怖くて……。背後に気配を感じて思わず振り返ってしまうような怖さがあって、撮影中はずっと「後ろからいきなり何者かに襲われるんじゃないか?」と怯えていたんです。できるだけ考えないようにはしていたんですけれど。

――撮影中、お2人はどう過ごされていましたか? 和気あいあいだったのか、バチバチと対立する感じだったのか?

高橋・韓  バチバチではないですね(笑)。

  ただ、けっこう時間が限られた撮影でしたので、全体的に余裕がない状態でした。

――たしか、たった6日間で撮影されたんですよね?

  そうです。それで、なぜか私がすごく怒っていると皆さんに思われていたみたいなんです(笑)。ただ、撮影現場の異様な空気に反応して、常に緊張していただけなんです。それが、周りに誤解されてしまったのかもしれません。

高橋  撮影が終わった後、韓さんからいろいろ話を聞いたら「あの場所から一刻も早く立ち去りたかった」と言っていましたよね。

  そうなんです。本当にそれだけなんですよ。

――それほど不気味な場所だったんですね。

高橋  ただ、韓さんが異様な空気を感じ取ってくれていたことが、結果的に画面から伝わってくるので良かったと思っています。だから、劇中の韓さんは、今の柔らかい感じとは全然違いますよね。輪郭からして尖っているように映っていますから。

――他の役者さんの方は、何かおっしゃっていましたか?

高橋  そういえば、みんなで「霊的!霊的!」と言って盛り上がっていたのは聞きましたけれど。

  そうそう「霊的!」という言葉が流行っていました。「今日は現場押してます。わぁ、霊的だな〜!」みたいな(笑)。そんな感じで、霊的という言葉で遊んでいましたね。でも、緊張感もありつつ、みなさんと楽しくお仕事ができたのは良かったです。

■韓英恵が実家で体験した心霊現象

――撮影中の現場で異様な空気を感じ取るなど、もしかして韓さんは霊感が強いのでしょうか?

  それが、ちょっと私にはわからないし、あまりそういったことを考えたこともなくて。ただ、母がすごく強いほうですね。具体的に不思議な体験をしているというよりも、「私は霊感が強いから……」みたいなことをよく言っています。まあ、私から見ても母は何か“持ってる”感じはしますけれど。

――韓さんご自身は心霊現象など体験されたことはありますか?

  実は、私自身の体験が基になった映画の中のエピソードがあるんです。ある夜、実家で寝ていたら、部屋の角に何かがいる気配を感じまして。具体的に何がいたのかまでは覚えてないのですが、とにかくとても怖かったんです。で、次の日に朝起きたら、昨夜気配を感じたその一角が黒くなっていたということがありました。

――それは不思議ですね。

  そうなんです。あと、そんな不思議な体験をした翌日、部屋の壁紙が不自然に波打っている箇所があることに気づきました。私の実家は静岡で、地震が多い場所なんです。それで、地震の影響で部屋の壁にヒビが入ることもあるので、その影響かなと。でも、よく考えたらそれまで一切なかったはずなので不気味でした。

■高橋監督の実家の秘密

――監督ご自身は、今回の撮影中に何か不思議な現象を体験されましたか?

高橋  実は現場で、(窓などを)閉め切っているはずなのに風が通るとか、そういったよくわからないことはけっこう起こるんです。ただ、日本映画の撮影は、眠れないほどタイトなスケジュールで行動することも多く、それどころじゃないんです。

――不思議なことが起きても気にする余裕すらないのですね!

高橋  気にしないで前に進むしかないというか、そのせいで現場が止まるということは、よほどのことでもない限りあり得ないことです。でも、不思議な話といえば僕の実家は木造のすごく古い2階建ての一軒家だったんですけど、なぜか階段がなくて、子供の頃は2階に上がったことがなかったんですよね。

――2階建てなのに階段がないのは変ですね。

高橋  それである日、廊下で人間の形をした“白いモヤッとしたもの”を見て驚きました。しかもそれが、どうやら廊下の突き当たりにある納戸の扉あたりから出てきているようでした。どうにも気になって納戸の中を徹底的に調べてみたら、奥から2階に上がる隠し階段が出てきたんです。

――隠し階段とは、それは心躍る謎めいた展開ですね!

高橋  その後、子供部屋を作るために2階を改築工事することになった時、初めて大工さんと一緒に2階に上がってみたんです。そうしたら、布団が敷きっぱなしで、小卓にお茶碗とかも置いたままの、ある時点で時間が止まったような部屋があったんです!

――!! いったい何のためにその部屋を封印していたんでしょうか?

高橋  それはもうわからない。

――では、子供部屋に改築された2階をしばらく使っていたんですね? そんな得体の知れない部屋で過ごして、変なことは起こりませんでしたか?

高橋  中学・高校とそこで過ごしていましたね。それまで金縛りに遭ったことなどなかったのに、その部屋に移ってから毎晩のように金縛りに遭いました。寝ていると、誰かに叱られるんですよ。おじいさんみたいな人がわしゃわしゃと、言葉にならない声で僕を怒鳴りつけてから、頬を思いっきりビンタするんです。とても痛くて「ごめん!」と言って飛び起きると誰もいない。そんな部屋だったんですよ。

――強烈な体験ですね。かつてその部屋を使っていた老人が出てきたのでしょうか?

高橋  でも当時の僕は、「怠けている孫を叱りにおじいちゃんが物理的にひゅーっと飛んで来たのかな?」なんてことを真剣に考えていたんですよ(笑)。

(つづく)

※ 韓英恵に由紀子が憑依、オカルトすぎる後編(7月1日19時に配信予定)に続く!

 

【商品詳細】

『霊的ボリシェヴィキ』(72分/16:9LB)
大好評発売中!
DVD \3,800(税抜)
Blu-ray \4,800(税抜)
販売:キングレコード

<映像特典>(DVD・Blu-rayともに同じ)
劇場予告編
高橋洋監督×武田崇元氏 対談映像
イベント映像
新作短編『宇宙の裏返し』(監督:高橋洋/2019年/24分)
<音声特典>(DVD・Blu-rayともに同じ)
高橋洋監督によるオーディオコメンタリー