若い黒人女性の4人に1人が「バイセクシャル」を自認していると新判明! 性的アイデンティティの変化をリードする黒人の今!

若い黒人女性の4人に1人が「バイセクシャル」を自認していると新判明! 性的アイデンティティの変化をリードする黒人の今!

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 驚きに値する調査結果がアメリカから届いた――。

■若い黒人女性の23%がバイセクシャル

「総合的社会調査」は、米国で1972年からほぼ毎年実施され、1994年からは隔年での実施となっている社会学的調査だ。人種関連から薬物使用に至るまで、質問は多岐に及ぶ。収集されたデータは、「自国の社会的変化の複雑さ」の解明のため、専門家が分析。そして2008年、調査はセクシャリティについても問い始めた。

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 それによると、過去10年間で米国のゲイ、レズビアン、バイセクシュアル男性の自認割合は、ほとんど変わっていない。一方、バイセクシュアル女性は増加中で、10年前は65人に1人だったが、2018年には18人に1人以上となった。また、18歳〜34歳の女性8人に1人以上がバイセクシャルを自認し、若年層のゲイ、レズビアン、バイセクシュアル男性を合わせた数の2倍以上となっている。

 驚くべきは、最新調査で18歳〜34歳の黒人女性の、実に23%がバイセクシャルと自認していることだろう。ほぼ4人に1人――この割合は10年前の約3倍となっている。つまり、比較的短い期間に若い黒人女性の間で劇的な「性的アイデンティティの変化」が起こっていることになる。この割合は白人女性や他の人種集団の2倍以上だ。

 だが、なぜその年頃の黒人の女性たちだけに突出してバイセクシャルが多く、さらに増え続けているのだろうか。

 一説には、若い黒人女性の恋愛や結婚のパートナー不足が原因ともいわれている。

■時代を先取りしてきた黒人女性

 アメリカでは黒人男性の投獄率が不均衡に高く、そのため「結婚適齢期の黒人男性」が少ない地域に住む黒人女性が多い現実がある。ニューヨーク大学アブダビ校(UAE)の社会学者エマ・ミシェル博士たちが性衝動について研究を行ったところ、「若い黒人女性は、他の人種や年齢層の女性や男性よりも、同性間の性的行動に関わり合う傾向が強い」ことが明らかになった。つまり、“シスター”たちを取り巻く環境は、バイセクシュアリティに対して、ためらいが少ないという見方ができる。

 また、黒人女性たちはジェンダー問題に関して、他の人種グループをリードしてきた事実がある。

 大学進学率の男女格差を考えてみよう。早くも1980年には、4年制大学を卒業する黒人女性が黒人男性を上回り始めた。白人女性が白人男性よりも高い割合で大学の学位を取り始めたのはその10年後だ。今となっては珍しくないシングルマザーも、20世紀前半に“未婚の母”として世間と対峙したのは黒人女性が先で、白人女性は、それに遅れた形で登場した。

 たくましく生きる黒人女性はセクシャリティを超越した存在、常に時代の一歩先を行っているといえないだろうか。そうなると、バイセクシャリティに関して、やがて他の人種の女性たちも後に続くことになるかもしれない。

(佐藤Kay)

※画像は「Wikipedia」より引用