Clubhouse(クラブハウス)だけじゃない! 最新音声サービス事情

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。3月5日(金)放送の「オピニオンCROSS neo」では、拓殖大学非常勤講師の塚越健司さんが“最新音声サービス事情”について述べました。



◆Clubhouseに続く音声サービスが続々登場!

1月末頃から日本で「Clubhouse」が話題となりましたが、現在はその他にもさまざまな音声サービスが生まれています。

例えばTwitterが試験運用中の「Spaces」。これは、Twitterの画面を共有しながら音声チャットができ、さらにはiPhoneだけでなくAndroidにも対応。Clubhouseの最大の対抗馬と言われていると塚越さん。また、Facebookも同様のサービスを開発中との報道もあり、「音声チャットサービスは今後もっと盛り上がっていくのではないか」と推測します。

ただ、音声の問題点としては、目(視覚)は複数の情報を一度に得られるものの、音声(聴覚)が聴取できるのは1つのみ。そのため、「分が悪い」という声があるものの、「Padcast」は非常に伸びているそうです。

現在は、まだ英語版のみですが、Padcastからコンピュータが面白い部分を抜き出して紹介する「Podz」というサービスもローンチしています。

それ以外にもPadcastは多様化していて、一部の音声を抜き出し、視覚情報としてコメントを付けて投稿する「Shuffle」というSNSも。これもまだ英語版のみですが、音声版の「TikTok」と言われていると塚越さん。また、一部分を強調・デフォルメして楽しむTikTokの音バージョンもあるそうです。音声の場合、最初から聴かないと楽しめないことがあり、時間が必要となりますが、「まずは楽しいところ、良いところを聴いて、価値があると思ったら全部聴くという感じで、PodzやShuffleはいいんじゃないか」と言います。

しかし、部分強調となると動画同様、フェイクの問題も生じてくるため、「そこは懸念事項」と塚越さん。そして結論として、音声サービスはPadcastを含め、まだまだ大きな可能性を秘めているものの、フェイクの問題もはらんでおり「今後も注意が必要」とまとめます。

MCの堀潤も「音声も動画同様いくらでも加工できるし、見極めが大事」と話すと、キャスターの宮瀬茉祐子も同意しつつ、SNSもこれだけたくさんあると限られた時間のなかでどれを楽しむべきなのか、さらにはリラックスのために使うのか、仕事のために使うのかなど、その使用法にも頭を悩ませ、「寝る時間だけがただただ少なくなっていきそうな気がする」と危惧。

「毎日新聞」ニュース配信動画「まいもく」MCの中嶋真希さんもそういったSNSの「時間の奪い合い」を案じながら、時間が足りないなかで情報を抽出してくれるサービスも良いけれど、「情報をどう吟味するか」と憂慮します。

そんななか、堀はミャンマー現地にいる方に誘われClubhouseをやったそうで、「身がバレると拘束される可能性があるから、音声だけでもきちんと伝えられるというのが逆に有用性が高かった」と音声の可能性を感じたと言います。塚越さんもそれに賛同しつつ、最後にSNSやメディアの使い方として「音と目を使い分けていくのは重要」と話していました。

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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/
番組Twitter:@morning_cross

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