コロナ禍の住宅事情をプロが解説!家を買うなら早いほうがいい?

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。4月6日(金)放送の「フラトピ!」では、コロナ禍の住宅事情、家を買うタイミングについて専門家に伺いました。



◆コロナ禍にあっても不動産価格は上昇傾向

今回、不動産の現状を伝えてくれるのは、29歳のときにITで不動産仲介業を支援する「TERASS」を起業し、自身も3度の不動産購入・売却を経験されている不動産売買の達人、江口亮介さん。

まず、現在の住宅事情について江口さんは「コロナ禍でも不動産価格は上がっている」と言います。実際、東京都23区の平均u単価を見てみると、近年価格は上がっていて、2021年になってもさらに上昇傾向。

その理由は「テレワークや"おうち時間”で家にいる時間が増え、家を買いたい人が増加していること」が1つ。さらには、「同時にコロナ禍で(査定などで)知らない人を家にあげたくない、経済的に不安定などの理由で家を売りたいという人が減っている」と江口さん。つまり、欲しい人は多いが売りたい人は少ない、その需給バランスが崩れたことも、価格が上昇している要因の1つだと説明します。

では、気になる家の買いどきについて、 江口さんは「家を買おうと思っている人はすぐ、早いうちに買ったほうがいい」と明言。なぜなら、需給バランスが崩れ、今は物件の在庫が減っているものの、それは「1年待ったからといって、すぐに戻ってくるわけではないから」。江口さんによると、このバランスが戻るには3〜5年はかかると言われているとか。

そうなると、例えば5,000万円の物件を買うとなると、住宅ローンは月額15万円程度。賃貸で15万円の家に住んでいると年間の家賃は総額180万円。3年で540万円になりますが、家の購入を3年待ったからといって物件の価格が540万円下がるかと言えば「その可能性は少ない」と江口さん。「どうせ買うなら、早いうちに買ってしまったほうがいいことが多いと思う」と見解を示します。

◆およそ10年で金利がおよそ3分1に

家の購入時に大きく関わってくるのが、住宅ローン。その金利も気になるところで、「今、不動産価格が上がっているのも、金利がすごく下がっているからという関係もある」と言います。「フラット35」と呼ばれる代表的な住宅ローンの金利の推移を見ると、2008年頃は3.05%だったところが今は1.09%に。約3分の1にもなっていることも、今が家の買いどきと言える理由でもあると江口さん。

なお、金利に関してはこれ以上下がることはないと推察する一方で、いきなり上がるようなことも考えにくいと言い、江口さんは「金利の安い今のうちに購入を検討するのは、良いと思う」と話します。

キャスターの堀潤は、各国の中央銀行のコロナの出口戦略などは日本の金利にも直結するだけに、「ぜひそういうイメージで国際ニュースも見ていただけたら」と視聴者に訴えます。

そして最後に、江口さんから家の購入に関してアドバイスが。今はなかなか収入が上がらない状況下ですが、住宅ローンの査定をする銀行は今の年収をベースに家が買えるのかどうかを見るため、「無理して買うような家を選ぶのはお勧めできない。今の年収で買える家を選ぶこと」と注意を促します。また、家を買いたい人は多いものの、売りたい人が少ないため、いい物件が出るとすぐに売れてしまうと補足。そのため、もしも家を買いたいという思いがある人は、「すぐに"意思決定”ができる状態にしておくことが大事」と話していました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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