育休中にスキルアップ! 今注目の「ママ向けWebスクール」を取材

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。7月21日(水)放送の「フラトピ!」では、“ママ向けWebスクール”をキャスターの田中陽南が取材しました。



◆ベビーシッター付きでサービス充実!

現在、育休中のママを対象としたWebスクールが注目を集めています。その1つが「Fammママ専用スクール」。その特徴は「ベビーシッターが付いていること」で、受講中はシッターが無料で子どもを見てくれます。

復帰後の仕事に不安があり、スキルを身につけたいという方やコロナ禍によって在宅で仕事がしたいというママに向けたこの講座の受講生は現在2,000人以上。大人気のWebデザインスクールです(※全5回 税込16万2,800円)。

今回、田中が取材した進藤さんは、2回目の育休中。第一子を妊娠するまではスポーツのインストラクター関連の仕事をしていましたが、最初の育休復帰後に時間の確保を考えWeb班に部署を異動。しかし、当時はWebに関する基礎知識がにわか仕込みで、「自分のなかで勉強したいという気持ちが芽生えていた。もしまた育休があったらそういうWebデザインの勉強を基礎から勉強したいと思っていた」と言います。

そんななか、シッター付きの講座を受け、「(受講が3回目で)子どももだいぶ慣れて、(シッターさんに)抱きついていくところを見ると預けてよかった。集中して勉強できるし、大変助かっている」と実感を語ります。

「Fammママ専用スクール」はシッターサービスの他、講座をYouTube上に公開しているため、繰り返し視聴可能。さらに講座期間は1ヵ月で終了するので、忙しいママにピッタリ。「課題や練習に取り組む時間は、家事や育児の間の時間で進めていかなければいけないので、動画が残っているのはすごくうれしい」と進藤さん。

◆卒業後も手厚いサポート

また、3歳の娘を持つ渕上絵里さんは数年前までファッションデザイナーをしていましたが、昨年4月にWebスクールを受講し、現在は個人事業主でWebデザイナーに。「アパレルのときは多忙で、子どもができてアパレルの仕事にもう一度戻るのは難しいと感じた。今は在宅で仕事ができる、そこも本当によかった」と振り返ります。

当初、Webスクールでは基礎が学べる程度と思っていたそうですが、「スキルアップのために勉強できるシステムや体制が整っていることにビックリした」と渕上さん。

さらには、さまざまな講座の視聴ができるほか、仕事を紹介してくれるサービスなどもあり、卒業後のサポートが万全なのも特徴の1つです。

ママ専用のスクールを作った理由について、運営する子育て家族向けのアプリ「Famm」の担当者は、「子育てと仕事・キャリアについて、(ママたちが)どうしたらいいかわからない、子どもが一緒にいるのでなかなか外に出られない、勉強の時間が取りづらいなどの悩みに対し、解決策を提供できないかというのがきっかけ」と言います。

そして、社会の課題として「不十分な育休中の支援」を挙げ、「育休中のスキル低下やメンタル面の自信喪失などがあるなか、それに対して社会なり企業の支援や支える仕組みが足りていない」と指摘します。

◆育休でスキルアップ…女性だけでなく、男性も!?

今回、ママ専用スクールを取材した田中は、ママが受講しやすい特徴に加えて、仕事の紹介サービスについて「まず1つ目の実績を作るのが大変だという話があって、それのサポートは大きいですね」と感想を述べます。

インスタメディア「NO YOUTH NO JAPAN」代表の能條桃子さんは、「今の社会は女性が子育てをすることが前提となってしまっているので、こうしたことは必要」と賛同。そして、「海外では育休が男性もキャリアアップのための期間として前向きに取る人が増えているという話もあるので、今は女性のためかもしれないが、これが広がれば男性にとっても育休が新しいキャリアチェンジのための期間として使えるものになっていくと思う」と期待を寄せます。

気象予報士で防災士の久保井朝美さんは、育休の取りづらい要因の1つとして収入面を挙げ、「企業が(スキルアップのための費用を)サポートしてくれる、全額でなくとも補助があればもっと受けやすくなる」と提案。

田中も同意しつつ、「出産で仕事を辞めてしまってから始めるより、育休中は給料がもらえるので、始めやすい期間なのかも」と取材を通しての感想を口にします。

番組Twitterには、費用面から受けられる人も限られるのではないか、という意見がありましたが、フリーランスとして活動するキャスターの堀潤は、最初の投資分もそこで得たスキルや人脈ですぐに賄え、それ以降はプラスになると示唆。すると視聴者からは「それは机上の空論では」との意見も。これに対し堀は、知人のデザイナーがWeb講座を開講し、そこに参加するママさんに仕事を発注している現状を紹介し、「フリーランスも仲間を探している」と主張します。さらには自身も友人と組合を作り、オンラインで互いに仕事を融通できる取り組みをスタートさせており、「こうした横の繋がりはさらに必要になってくる」と予想。

能條さんは「(働き方の多様化が)進めば進むほど、正社員が当たり前じゃなくなる。そう考えると、国の制度もそれに合わせていかなくてはいけないし、(Webスクールも)お金を払える人だけではなく、それをいかにみんなのものにするか、そこは国や行政の仕事」と話していました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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