小田急、東急、JR東日本…鉄道会社各社がお得なサブスクサービスを展開中

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「フラトピ!」のコーナーでは、キャスターの田中陽南が、今話題の“鉄道会社のサブスク”を取材しました。



◆小田急電鉄のサブスクは最大3万5,000円もお得!?

今、多くの鉄道会社が始めている月額制の"サブスク”ことサブスクリプションサービス。小田急電鉄が行っているサブスク「EMotパスポート」は、同線内の駅にあるパン屋「HOKUO the Garden」のうち9つの駅で一回につき300円未満のパンが2個、もしくはパン1個+コーヒーor紅茶のセットが無料で楽しめます。利用方法も、商品を選びスマホに登録されたパスポートの画面を店員に見せるだけと簡単。

さらに、「箱根そば」では500円相当のそばや丼、フラワーショップ「ルコネル」では対象の切花3本のセットが無料に。これら1回500円相当のサービスを月に90回、つまり合計4万5,000円分利用可能。

それでいて「EMotパスポート」の価格は9,500円と、90回フルで使えば約3万5,000円もお得になります。

なお、飲食のサービスは間に3時間空いていれば同じサービスを1日に複数回受けることも可能で、パンだけを90回利用してもいいそうです。

そんな「EMotパスポート」は今年の3月にスタートしたところ、予想を上回る売れ行きで発売から4ヵ月で約5,000セットを完売。あまりに好評のため、現在は1ヵ月100セット限定で販売しています。

では、なぜこうしたお得なサブスクを始めたのか。小田急電鉄株式会社 経営戦略部のスタッフによると、コロナ禍で駅の利用客が激減。お客さんを取り戻し、鉄道や駅周辺の商業施設を利用してもらうためだと話します。

◆東急電鉄、JR東日本、各社趣向を凝らしたサブスクが

鉄道会社はコロナ禍で利用客が減り、どこも大変な状況が続いていますが、そんな逆境を乗り越えようと各社さまざまなサービスが受けられるサブスクに力を入れています。

東急電鉄もその1つで、減少した定期券利用を促すため、定期券利用者を対象としたサブスク「TuyTuy」を提供中。これは月額500円でさまざまなサービスが利用できるのですが、なんと駅のなかだけでなく外でも。

例えば、通常10分110円のレンタル料がかかる電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」が1回30分、月5回まで使用可能。

さらに、東急線沿線に4店舗ある鮮魚店「sakana bacca」では通常300円の魚の加工料が1日1回まで無料に。また、駅構内でもスマホの充電ができるモバイルバッテリーのレンタルサービス「充レン」が無料で使い放題、通常1本24時間70円かかる傘のレンタルサービス「アイカサ」が2本まで無料で1ヵ月間借り放題となっています。

こうした鉄道会社のサブスクにキャスターの堀潤は「すごい!」と驚きの声をあげる一方で「お客さんの確保に鉄道会社はそれだけ必死だってことですね……」と気遣うと田中も「(コロナ禍でリモートワークやオンライン授業推進などの影響で)定期券の売り上げもかなり減り、本当に試行錯誤しているのが伝わった」と取材の印象を語ります。

現在、大手鉄道会社JR東日本でも定期券利用者を対象としたサブスクサービス「JREパスポート」を提供中。そこにはさまざまなプランがあり、「ベックスコーヒープラン(月額2,500円)」は1日最大3回利用可能で31日間毎日使うと2万4,800円分お得に。その他にもそば屋のトッピングが1品無料になる「きらくトッピングプラン(月額500円)」。さらには、シェアオフィスのプランも。

一連のサブスクに対し、東京大学大学院卒の俳優・森田舜さんは「新しい挑戦でピンチをチャンスに。ポジティブに捉えていくのは嬉しい」と高く評価。

一方、より若い世代の知恵を借りるべく、Z世代の大学生が番組に集結する「Zフォーラム」に参加していた日本大学大学院 理工学研究科地理学専攻 博士前期課程2年の遠藤有悟さんは、「理想は1日をその地域で楽しめるようなクーポンなどのようになっていくと思う。どんどんいろいろな取り組みができたら」と希望を述べつつ、堀に対して「鉄道会社のサブスクであったらいいなと思うものは?」と質問を投げかけます。

すると堀は「交通費そのもののサブスク」と返答。「定期という最大のサブスクがあるが、定期は範囲が決まっている。僕は(仕事柄)行く先々が日々変わるので、定期券の進化版サブスクがあれば」と望んでいました。

※この番組の記事一覧を見る

<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

関連記事(外部サイト)