テクノロジーでオシャレに革命…SDGsにも貢献する「ファッションテック」

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「フラトピ!」のコーナーでは、ファッションにテクノロジーを融合させた“ファッションテック”をキャスターの田中陽南が取材しました。



◆最先端のオシャレアイテム「フード型サウンドデバイス」

今、最先端のオシャレとしてだけでなく、サステナブルな取り組みとしても注目される、ファッションとテクノロジーが融合した「ファッションテック」。それを体感するべく、まず田中が向かったのは新進気鋭デザイナーの洋服を中心に扱うセレクトショップ「ハウス@ミキリハッシン」。

そこで期間限定で開催されていた展示のなかに、近未来のファッションテックアイテムが。それは着脱可能な独立した「フード」。これはただのフードではなく、音楽が聴けるスピーカーが組み込まれたフード型サウンドデバイス「COCOO(コクー)」。

最先端のスピーカーを使用し、フードの外側に音漏れすることはなく、臨場感のある音楽が楽しめ、なおかつ騒音を相殺する音波を出すことでフード外からの雑音を削減。体験した田中は「イヤホンで聴くというよりも、映画館やホールで聴いているような、いろいろなところから音が聴こえてくる。音楽の空間ごと持ってきた感じ」とその性能にビックリ。

店内にはこの他にも、AIが2,500種類の伝統的な柄を学習&分析し、これまでにない新しい柄を生み出してデザインしたジャケットや、最新のテクノロジーで作られた保温効果のある繊維を使った羽織など、最新技術と洋服が融合したアイテムが展示されていました。

◆通販で失敗しがちなサイズ選びをバーチャルで

一方、洋服の購入時のある問題を解決してくれるファッションテックなサービスもあります。それは、自分の体型や持っている洋服とこれから購入したい洋服をサイズ比較できるオンライン試着サービス「Virtusize | バーチャサイズ」。通販で失敗しがちなサイズ選びをサポートしてくれる新たなサービスです。

性別・身長・体重・年齢を入力すると、自分の仮想シルエットが構成され、イラストでわかりやすく自分の体と買いたい洋服を比較することが可能。

さらに、過去に購入した洋服との比較もできるため、自分好みのサイズが簡単に選べます。

また、運営会社の代表・上野アンドレアスさんは「無駄な購入や返品を削減できるので、ファッション業界全体のサステナビリティ向上に貢献できる」とし、このサービスが"SDGs”にもつながると話します。

◆廃棄布削減、サステナブルも作り手から

続いて紹介したのは、最新技術を駆使して次世代のファッションをデザインする会社「Synflux」。ここで開発されたテクノロジー「アルゴリズミック・クチュール」は、3D技術とAIを活用し、洋服が作られるときの廃棄を減らす、衣料の廃棄問題解決につながるサステナブルなファッションテックです。

洋服がデザインされる過程で生まれるゴミの量は、年間で作られるテキスタイルの約15%と言われ、約60億平方メートルの布が廃棄されているそう。そうした問題を改善するために生み出されたのがこのアルゴリズミック・クチュールで、これは通常曲線でデザインすることで生まれるゴミを四角形や三角形でデザインすることで削減。従来の製法では15%の廃棄布が出ていましたが、この製法だと最少で2%まで減らすことができるとか。

取材した田中は「洋服のSDGsというと、長く着る、リサイクルなどが挙げられるが、作るところから環境にやさしく作っている。自分が楽しく、良い服を着ながら環境にもやさしいというのが一番良い形だと思った」と感想を述べると、こうしたサステナブルな取り組みにキャスターの堀潤は「面白いですね」と拍手を贈ります。

タレントで起業家の加藤ジーナさんは、自身がプロデュースしている地球環境に配慮したファッションブランド「missgina」で昨年、廃棄布の減少に向けて直線的にパターンを作って展示をしたと話し、実際に洋服作りの過程で生まれるゴミの問題を直視。

「人間が(サステナブルな)パターンを作るとなると結構大変なので、そこをAIがやってくれると(こうした取り組みが)より加速する。作る側から歩み寄っていかなくてはいけないので、すごくいい取り組み」と高く評価していました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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