1票差問題 当選確定者に証書

2017年行われた東京・葛飾区の区議会議員選挙で、次点に1票差で当選した議員の当選無効が確定したため、落選していた男性の繰り上げ当選が決まり、21日当選証書が手渡されました。

 2017年11月に行われた葛飾区の区議会議員選挙で大森有希子さんが次点の会田浩貞さんに1票差で当選しましたが、会田さんの異議申し立てを受けた都の選挙管理委員会が大森さんの票を点検し直した結果、下の名前が違う2票を無効とし、大森さんの当選は無効だと判断しました。

 大森さんはこの判断の取り消しを求め提訴しましたが、2018年12月、最高裁が訴えを退けて、大森さんは失職し、次点の会田さんの繰り上げ当選が決まりました。そして21日、会田さんに当選証書が手渡されました。

 会田さんは「当選が確認され、再び議員活動ができることを喜んでいます。皆さんの一票が議員の当落を決めるし、そのことの積み上げによって議会も変わるから大事に一票を投じてほしい」と述べました。

 票を点検し直した結果、当選が入れ替わったことについて葛飾区の選挙管理委員会は「今後の選挙で投票の効力を判定する際には今回の司法判断の趣旨に基づき厳正に行っていく」とコメントしています。