松崎しげる、名曲「私の歌」は「青春版の『マイウェイ』」

“音楽通”のクリス松村がMCを務めるTOKYO MX(地上波9ch)の音楽番組「ミュージック・モア」(毎週土曜18:59〜)。12月15日(土)の放送では、松崎しげるさんをゲストに迎え、音楽の原点やデビュー当時のことなどを伺いました。

9月5日(水)にリリースしたニューアルバム『たいせつなもの〜Goodies〜』を引っ提げて登場した松崎さんは、ギター片手に自慢の即興ソングやシャウトを披露。自身の音楽のルーツを明かします。

松崎:僕は東京生まれの下町育ちで、まわりにはうるさいおじさんやおばちゃんがいっぱいいて、その騒音から逃げるようにいつもレコードに針を落としていました。

クリス:それはどんなレコードでしたか?

松崎:ナット・キング・コールの曲に「スターダスト」という曲があるんだけど、それを聴いたときに全身鳥肌が立った。意味もわからないんだけど、風景が見えてくるような。そこからまたレコードに針を置くことが毎日の作業になっていって。

クリス:松崎さんは、最初に音楽活動をされたのはバンドだったそうですね。

松崎:高校のときにケガで野球をやめて、バンドをやり始めて、客席から聞こえてくる黄色い歓声に「こんなに楽しいことはない」と思った。当時は、アマチュアが出るコンテストがすごく多くて、あるとき僕に声をかけてくれたのが宇崎竜童くんで。

クリス:(宇崎さんが)まだダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成する前?

松崎:そう。プロとしてはミルクというバンドが最初で。18歳から20歳まで2年間、彼がマネージャーをやってくれたんです。

松崎さんが、ようやく自分のやりたいことが表現できるようになったのがグリコアーモンドチョコレートCMソングに起用された11枚目のシングル「私の歌」だったそうです。

松崎:「私の歌」は、僕と作曲家で話をしたときに、「今は世界的に『マイウェイ』が流行っているけど、こういう曲を歌うには若過ぎるから青春版の『マイウェイ』を作ろう!」というコンセプトがあって、その曲ができあがった。

クリス:サビがすごく背中を押してくれる歌詞で。


松崎:この曲から勇気や元気をもらった人は結構多かったみたいですよ。

クリス:そのほか、ドラマ「俺たちの朝」とリンクした主題歌「俺たちの朝」も多くの人に愛されている曲ですよね。

松崎:コンサートでもよく「歌ってほしい」と言われるんです。このころはCMソングやドラマ主題歌がヒット曲になるという、時代の先駆けみたいなものでしたね。

クリス:このころは歌が青春していますよね。最初からシンガーソングライターとして世に出ていれば良かったけど、デビュー当時はアイドルみたいな感じだったから。

松崎:でも、その時代があったから不屈な部分が出てきたのかな。


ニューアルバム『たいせつなもの〜Goodies〜』には、7年ぶりの新曲「たいせつなもの」のほか、小田和正さんの「たしかなこと」をはじめとするカバー曲が5曲、さらに「愛のメモリー」のコンサートVer.が収録された豪華な内容となっています。

クリス:タイトルソング「たいせつなもの」も青春ソングですよね。

松崎:最近、スタジアムで歌うことがすごく多いんです。松崎イコール元気、元気イコール声がデカい、という部分を思い切り前に出そうと。いくら歳をとってもまだまだやりたいことがあるなというのを感じますね。

クリス:12月31(月)の大晦日には、神奈川県 パシフィコ横浜(国立大ホール)で開催されるももいろクローバーZのイベント「ゆく桃くる桃 〜第2回 ももいろ歌合戦〜」に出演されるそうですね。

松崎:ももいろクローバーZとはデビュー当時からの付き合いで、彼女たちの元気の良さをすごく感じていて。当日は彼女たちと一緒に歌う曲もあるんじゃないかな。


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<番組概要>
番組名:ミュージック・モア
放送日時:毎週土曜18:59〜19:30
※再放送 毎週金曜 21:30〜22:00 <TOKYO MX2>
MC:クリス松村
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/music/music_more/