築地市場跡地が29年度供用開始へ…Z世代が今後の街作りに望むことは

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「ニュースFLASH」のコーナーでは、2029年度から供用開始が予定されている“築地跡地”について議論しました。



◆築地市場の跡地再開発事業、2029年に供用開始へ

築地市場の跡地再開発事業について、東京都が実施方針を策定したと発表。地下鉄や舟運など交通インフラの拠点の他、大規模集客や国際交流の拠点などを整備することが条件で、2022年秋頃に募集要項を公表し、2023年度中に事業者を決定するとしています。供用開始は2029年度の予定で、約19ヘクタールの再開発区域は、都から事業者に70年間貸し付けられます。

◆Z世代が今後の街作りに望むことは?

このニュースに対し、タレントで起業家の加藤ジーナさんは「70年の貸し付けは長いのでは」と感じつつも、昨今、持続可能な社会作りが掲げられているなかとあって「長いスパンで物事を見ることは大事になってきていると思うので、例えば建物を作るとしても耐用年数を長くしたり、建て替えやすくしたり、5年、10年ではなく、その先も使い続けられるような施設について考えてほしい」との思いに至った様子。

日本はこれまでスクラップ&ビルドを重ねて街が発展してきましたが、一方でヨーロッパなどでは築年数が100年を超える建物も数多くあることから、キャスターの堀潤からは「今後の日本の街作りでは何を求めるか?」という質問が。

加藤さんは、まず日本は災害国であるということを前提とした安全な街作りを望みつつ、その上で「ヨーロッパでは古ければ古いほど価値が上がったりする。そういった価値観、考え方を(日本は)リフレッシュしていく必要があると思う」と自身の見解を述べます。

一方、株式会社POTETO Media代表取締役の古井康介さんは、昨年解体された兵庫・淡路島の「世界平和大観音像」について言及。これは地元出身者が個人で観光施設として建てたものの、長らく放置され、最終的には国が8億8,000万円もの解体費用、つまりは税金が充てられたことを引き合いにし、「街を作る、残していくというのは、最後まで、どこまでを考えるのかは議論だなと思った」と語ります。

政治プラットフォーム「PoliPoli」代表の伊藤和真さんは、アナログなもの、昔のものが好きだと話しつつ、日本は地震大国とあって、その対策も必須。そのため、「最近は新たな技術、テクノロジーで耐用年数を伸ばすことができると思う。今後もそうしたところに期待したい」と話し、古いものと新しいものの融合を希望します。

こうした建物のあり方とともに、堀は「公に近い土地に何を建て、何に使うのか。そうした議論もしっかりしないと」とその使い方を案じると、キャスターの田中陽南も頷き、「築地はもともと海外の人にも伝わる観光地としての役割もあるので、文化の面もしっかりと引き継いだものが建ってほしい」と望んでいました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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