「教養はなぜ必要なのか」… ベストセラー「国家の品格」著者が放つ新作

TOKYO MX(地上波9ch)の情報バラエティ生番組「5時に夢中!」(毎週月〜金曜 17:00〜)。12月20日(木)放送の「中瀬親方のエンタメ番付」のコーナーでは、新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんがおすすめのエンタメ作品を番付形式で紹介しました。

【“中瀬親方”による12月のおすすめ作品】

◆関脇
映画「アイ・フィール・プリティ 人生最高のハプニング」
12月28日(金)公開


ぽっちゃりで冴えない容姿が気になり、自分に自信が持てない主人公・レネー。痩せようと一念発起しジムに通い始めたある日、エアロバイクでのトレーニング中に転倒し、失神してしまう。目覚めた彼女は、転倒時に頭を強打したことで自分が絶世の美女に変身したと思い込むようになり、それからというもの性格もすっかりポジティブに。自信に満ち溢れたレネーは、仕事も恋愛も絶好調になっていくのだが……。

中瀬親方のコメント「作家の柚木麻子さんから教えてもらって、とても楽しみにしていた映画です。レネーがエアロバイクから転倒する失神シーンが最高におもしろい。ストーリーとしてはちょっと雑なところもあったりしますが(笑)、本人の意識次第で人生がこんなにも変わるんだと元気をもらえます。(主人公が)最高のコメディエンヌぶりを発揮している映画で、めちゃくちゃ笑いました。名シーンを何度も観返したくなる作品です」

◆大関
漫画「メタモルフォーゼの縁側」
鶴谷香央理 著(KADOKAWA)


2年前に夫を亡くした75歳の老婦人。書道の先生をしながら慎ましく生きていたのだが、生前に夫とよく通っていた思い出の喫茶店が閉店するなど、過ぎ去っていく時間に寂しさを感じていた。そんなとき、ふと立ち寄った本屋でたまたま手にしたのが1冊のBL(ボーイズラブ)漫画。75歳にしてBLを初めて知った老婦人は、書店でアルバイトをしている17歳の女子高生うららと出会う。

中瀬親方のコメント「宝島社『このマンガがすごい!2019』のオンナ編1位に選ばれた作品です。75歳のおばあちゃんがBL漫画を購入していくことに驚いた店員のうららちゃんも、実はBL好き。それを誰にも言えず、友達もいないうららちゃんは、おばあちゃんとBLについて話し合う仲になっていきます。現在2巻まで出ていて、『生きるっていいな!』と元気をもらえる作品です。年齢など関係なく、人間同士が惹かれ合っていくときに生じるすばらしさは、『大家さんと僕』(矢部太郎 著/新潮社)にも通ずるところが。とてもほっこりする漫画です」

◆横綱
書籍「国家と教養」
藤原正彦 著(新潮社)


270万部を突破した大ベストセラー「国家の品格」(新潮社)の著者が放つ画期的教養論。教養とは、世の中に溢れるいくつもの正しい論理のなかから最適なものを選び出す直感力「大局観」を与えてくれる力。なぜ教養が必要なのか、教養を身につけるためにはどうしたら良いのか……教養の歴史を概観し、その効用と限界を明らかにしつつ、数学者らしい独創的な視点で現代にふさわしい教養のあり方を提言する1冊。

中瀬親方のコメント「いかに生きていくべきか、生きていくための教養とは何かということを教えてくれる1冊です。『本を読むことはこんなにすばらしいことなんだ』と改めて気づかせてくれる名著に出会えました」

中瀬さんが推す3作品、ぜひチェックしてみてください!
毎月最終の木曜日に発表するこのコーナー、次回2019年1月のエンタメ番付は、1月31日(木)にお届けする予定です。お楽しみに。

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<番組概要>
番組名:5時に夢中!
放送日時:毎週月〜金 17:00〜18:00
メインMC:ふかわりょう(月〜木)、原田龍二(金)
アシスタントMC:上田まりえ(月〜木)、ミッツ・マングローブ(金)
月曜コメンテーター:若林史江、マツコ・デラックス、ガウ(黒船特派員)
火曜コメンテーター:岩下尚史、コーヘン会(黒船特派員)
水曜コメンテーター:美保純、江原啓之、おおたわ史絵、アイクぬわら(黒船特派員)
木曜コメンテーター:中瀬ゆかり、岩井志麻子、ジョナサン(黒船特派員)
金曜コメンテーター:中尾ミエ、堀江貴文(※月一出演)、ライアン(こども黒船特派員)
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/goji/