縦読み型漫画「ウェブトゥーン」が人気…一方で若者はスワイプ疲れ?

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「FLAG NEWS」のコーナーでは、若者の間で人気を博す“ウェブトゥーン”について取り上げました。



◆大手出版社がウェブトゥーンに本格参入

大手出版社の集英社・小学館・KADOKAWAが、スマートフォン向けの縦読み型漫画「ウェブトゥーン」の制作に本格参入します。ウェブトゥーンは4コマ漫画のようにコマを縦方向にひと続きで並べることからスマホで軽快に読み進められ、若者の人気を集めています。

こうした動きに目をつけた集英社と小学館は、新たな市場開拓を目指しウェブトゥーン専門の部署を設立。また、KADOKAWAは昨年度の2倍以上となる約160作品を今年度に投入するとしています。

株式会社ネオレア代表の朝比奈ひかりさんは、このニュースに興味を示しつつ「若者はスワイプに疲れていると聞いたことがある」と言います。例えば、Instagramのストーリーズ機能などはタップして次に進むのに対し、ウェブトゥーンは下にスワイプして読み進めていく形。そのため、若者のスワイプ疲れがウェブトゥーンにどのように影響してくるのかとても気になっている様子。

一方、NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星さんは、最近漫画を読むときは必ずといっていいほど縦スワイプで読んでいるそう。というのも、漫画はページ数も多いため、何度もタップしなければならず、指だけでサクサクと操作できるスワイプのほうが楽という意見が。大手出版社もそうしたメリットなどから「市場に可能性を見出しているのではないか」と推察します。

また、今後の傾向に関して、朝比奈さんは「TikTokをずっと見てしまうが、TikTokのいいところはアルゴリズムで自分に合った情報を簡単に知れること」と言い、今後はアルゴリズムによって、より自分に特化された情報が出てくる傾向が強くなると予想。さらには、YouTubeがショート動画を導入したことに触れつつ「15秒・30秒程度のショートムービーで情報を一気に得られる傾向が、今後増えていくのでは」とも。

一方、スマートフォンやタブレット、パソコンなど、シチュエーションによってデバイスを使い分けていると話すのは、日大文理学部 助教の大澤正彦さん。

最近は、YouTubeやTikTokに加え、「聴く読書」を愛用しているそうで、「最近は聴く読書なら寝かしつけながらできることに気づいた。そういう隙間時間にインプットを入れる工夫をしている」と話していました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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