子どもの数が過去最少、育児を助けるベビーテック…少子化を止める手立ては?

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「FLAG NEWS」のコーナーでは、過去最少を更新した“子どもの数”、さらには最新技術で育児を支援する“ベビーテック”について取り上げました。



◆14歳以下の子どもの数が過去最少を記録

総務省が4月1日時点の人口推計から14歳以下の子どもの数を算出したところ、昨年より25万人少ない1,465万人で、41年連続で減少。過去最少となりました。

総人口に占める割合も0.1ポイント下がって11.7%と48年連続で低下し、1950年以降で最低を更新。

なお、子どもの数は全都道府県で減少しており、100万人を超えるのは東京都、神奈川県、大阪府のみ。子どもの割合が最も高いのは沖縄の16.5%で、最も低いのは秋田の9.5%でした。

一方、経済産業省では最先端の技術を使って育児の負担を軽くする「ベビーテック」の普及支援を開始。まずは神奈川県小田原市と協力し、AIで赤ちゃんの寝かしつけを助ける機器を市民に貸し出しました。今後は効果を検証し、仕事と家庭の両立に悩む親が育児を理由に離職するのを防ぎたい考えです。

経産省はベビーシッターの文化が根付くアメリカに比べ、国内では機器やサービスに頼る育児が手抜きだと抵抗感を持つ人が多いと指摘。さまざまな人が育児に参加するきっかけになり、親の孤立感解消に繋がってほしいとしています。

◆減少が進む少子化問題…ベビーテック普及は一助となるか

子どもにまつわる一連のニュースに、タレントで起業家の加藤ジーナさんは「最新技術も社会(人)の協力も必要!」と提言。

ベビーテックは一部で頼るのが難しいという声があるものの、加藤さんはその必要性を主張し「そうでないと子どもは増えない」と言います。そして、「社会の協力も考え方を変えていくことが必要だし、必要なことはたくさんありすぎるので、そこを躊躇せず、新しく前向きに進めていくべき」と訴えます。

また、アフリカの紛争問題を研究する東大院生の阿部将貴さんは「結婚したカップルが産む子どもの数は1975年とそんなに変わっていない」と指摘し、「何が変わったのかといえば"結婚するカップルの数”」と説明します。そのため、子どもへの支援と同時に結婚を推し進めていくこと、その両輪が揃ってこそうまくいくと力説します。

続いてmicroverse株式会社 CEOの渋谷啓太さんは、「単純に数はパワー」と言い、子どもの減少はもちろん、移民問題なども含め、こうした数にまつわる問題を今こそ総括的に検討すべきと論じていました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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