堀潤が子どもたちの素晴らしい才能を再確認した自由闊達な議論「こども未来国連会議」

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。9月28日(水)放送の「フラトピ!」のコーナーでは、キャスターの堀潤が“こども未来国連会議”を取材しました。



◆堀も感動…子どもたちが自由闊達に議論するこども未来国連会議

9月23日(金・祝)、豊島区役所で開催された「こども未来国連会議」。これは堀がボードメンバーのひとりとして立ち上げに関わったイベントで、今回は豊島区の小学生約50名が参加。"住み続けたくなる未来の豊島区”をテーマに、自分たちが住む場所をよりよくするためにはどうしていくべきか、みんなで意見を出し合って、発表します。

イベントでは、まず子どもたちが4~5人ずつ10グループに分かれ、豊島区に住んでいて困っていること、改善したいことなどのアイデアを出し合います。

最初はみんな手探りだったものの、徐々に活気付き、最終的には付箋に書く場所がなくなるほどのアイデアが。その後、それらをもとに「住み続けたくなる未来の豊島区」を実現するために描く、具体的な街づくりを考案。それを他グループに発表するため、ひとつの資料にまとめます。その姿は真剣そのもので、堀は「みんな立ち上がっていてすごい熱気です」と感心しきり。

発表は、区議会などが開かれる豊島区議会場で行われ、豊島区長や教育長も審査委員として参加。

Aグループが、リサイクルステーションと再利用体験、そして自然が豊富な「サステナビリティパーク(公園)をつくる」と提案すれば、CグループはAI(人工知能)技術を導入しつつ名物のソメイヨシノの林立する、観光客を呼ぶためのグローバルな街づくりを提案。また、Fグループは公園などに広い世代向けのマンガなどを置き、親しみやすい豊島区をつくると発表しました。全10グループが環境や自然、ダイバーシティなどさまざまな観点から未来の豊島区を提案。

各グループの発表後には質疑応答もあり、他グループからそれぞれのテーマをよりよくするための建設的な意見が多数あがりました。その様子に、審査員が唸る一幕も。そして、厳正なる審査のもと優秀賞が発表。選ばれたグループは2023年に開催される「第3回こども未来国連会議」への参加権が得られます。

参加した子どもたちに話を聞いてみると、「みんなで意見を共有できたことがとても嬉しくて、新しい学びにつながってよかった。一人ひとりの意見を聞いて理解し、相互理解ができるような考え方ができた」、「みんなで出し合った意見をひとつにして発表できたので、僕もみんなもハッピーなので良いと思う」ととてもポジティブな意見が。

会議を通し、「子どもたちにたくさんの課題意識と溢れんばかりのアイデアが詰まっていることを再実感させてもらった」と喜ぶ堀。さらにはこうした場があれば子どもたちもプランを練り、発表することができることを痛感し、「子どもたちからの"これをやってほしい”を受け、我々がアクションする。世代を超えてタッグを組んで、問題解決に臨んでいきたい。そういう気持ちがメラメラと湧いてきた」と刺激を受けていました。

◆子どもたちが提案し、審査も行うことの重要性

今回の舞台となった豊島区議会場は、普段から市民が使える議場にしようと設計されたそう。そのため、子どもたちが使っても違和感なく、実際にさまざまな市民活動で使用されており、それを聞いた堀は「とても感銘を受けた」と話します。

そして何より、「子どもたちから教えてもらうことがたくさんあった」と言い、駆け引きのない議論に感動しつつ、自由なアイデアにも感服。「良い街づくりといったときに、さまざまなデジタル技術を駆使し、その技術を点で置くのではなく全て組み合わせて街を運用しましょうとか、傍聴席にいた議員も唸っていた」と振り返ります。

インスタメディア「NO YOUTH NO JAPAN」代表の能條桃子さんも小学生時代、住んでいた地域の自治体のワークショップで、今回の「こども未来国連会議」と似たような経験をしたことがあるそうで、「その体験が今の活動の原体験になっている」と言及。聞いてくれる大人がいて、考えれば何か変えられることがあるかもしれないと思えることは、子どもたちにとって「素晴らしい機会になったのではないか」と笑顔を見せます。

また、臨床心理士のみたらし加奈さんからの「(都内)全区で取り入れてほしい」との意見には、堀も大きく頷きます。

今回の審査では、子どもたち自身も各自1票を投じており、大人と子どもの評価を等価にするということも「こども未来国連会議」の目標として掲げています。堀も「発表をさせるだけで大人が審査するのはあまり良くない。決定権をいかにシェアできるかというのは、まさにDAO(分散型自律組織)。一部に偏ってしまうのは良くない」と力を込めます。

microverse株式会社 CEOの渋谷啓太さんは、視点からアイデア出し、評価まで全て子どもたちが行っているこの取り組みに「一番共感性が高いのも子どもたち、そうしたところの票がきちんと集まっている。今の(社会の)問題は共感性が遠い人たちの票で決まることが多いと思うので、この決め方はとても素晴らしい」と称賛していました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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