花見の名所・上野は早くも盛況

花見の名所・上野は早くも盛況

花見名所 上野は早くも盛況

東京は3月21日に平年より5日早く開花宣言が出されました。の名所・上野公園は開花宣言から1日がたった22日、平日の日中から多くの人が訪れました。

 22日の東京都心の最高気温は23.9℃で、5月下旬並みの陽気となりました。このため、前日はまだ花が少なかった上野公園のソメイヨシノも一斉につぼみが開き始めました。開花の目安となる基準木を見比べると一目瞭然で、上野公園は22日、桜の「開花」を宣言しました。

 上野公園を訪れた花見客は「飲み始めたのは昼すぎから。(桜は)きれい…、もうちょっとですかね」「来た時よりも咲き開いてきた」「飲み始めからわずか3時間で開いてきている。あしたになったらもっと咲くのでは。花見は楽しい。あと3時間ぐらい飲んで、夕方6時ごろまで楽しむ」などと話していました。また、花見恒例ともいえる“場所取り”をしている人は「意外にきょうはすいている。午後2時すぎに来て、午後7時まで5時間ほど、夜桜のため場所取りをしています」などと話していました。

 本格的な花見シーズンの到来に、上野駅周辺の商業施設も盛り上がりを見せています。上野公園から程近い百貨店・松坂屋上野店では、開花宣言を受けて早くも花見商戦が始まっています。この時期、この店では花見用の弁当が飛ぶように売れるため、店員は品出しに追われています。松坂屋上野店・食品担当の山田潮人さんは「上野地区が1年で一番盛り上がるのがお花見の時期。デパ地下にも多くのお客さまに来店いただいて、本当に盛り上がりを見せている」と話します。そして「毎日、ニュースやインターネットを確認して、いつ開花するのか、いつ満開になるのかと注視しながら、お弁当の数や人員配置を考えている」と話していました。

 松坂屋上野店ではことし、社員による花見弁当の品評会を開催しました。3位は「春の海鮮お花見弁当」(北辰鮨,1680円)、2位は「深川めし873(はなみ)弁当」(太郎,873円)、そして松坂屋上野店がことし一番お薦めという花見弁当は「お花見弁当(さくら)」(神田明神下みやび,1296円)だということです。1位の花見弁当には、たけのこご飯や花見団子など、季節感あふれる具材に加え、弁当箱自体も桜の花があしらわれ、春らしさ満載です。

 上野公園のソメイヨシノは1週間から10日ほどで満開を迎えるとみられています。