“中年フリーター”を救う! 政府が“就職氷河期世代”集中支援へ

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。4月12日(金)の放送では、政府が就職氷河期世代への支援方針を固めたニュースについて、意見を交わしました。

◆支援対象52万人

政府はバブル崩壊後の“就職氷河期世代”(35〜44歳)で、非正規社員など安定した職に就けていない人を対象に、集中的に支援する方針を示しました。大学やハローワークなどに専門の部署を作るなどし、安定した職に就けない人を3年で半減させることを目標とする案を掲げています。

現在、就職氷河期世代は全国に約1,689万人。15〜64歳の生産年齢人口のおよそ2割を占めています。支援の対象となる人は、パートやアルバイトなどのフリーターや主婦などを除くと約52万人いると言われています。

◆「世の中に翻弄されまくった世代」

現在41歳の番組MC・堀潤と43歳の「東洋経済オンライン」編集長・武政秀明さんは、共に就職氷河期世代。堀は「僕たちが就職活動をしていた頃は、友達も含めて派遣社員として働くしか選択肢がないなど、さまざまな苦労があった」と明かし、武政さんは「僕たちは世の中に翻弄されまくった世代だった」と振り返ります。

バブル崩壊の影響で多くの企業が新規採用を控え「望んでも正社員になれなかった人がたくさんいた。それにもかかわらず、国は手当てをしてくれなかった」と指摘します。


現在、人手不足が叫ばれていながら、就職氷河期世代も含めた“中年フリーター”は約200万人もいるそうです。政府が前述の方針を打ち出したものの、武政さんは「長い期間フリーターとして働いていた人たちが、正社員としていきなり業務をできるのか。職場訓練を受けても(年齢的に)“今さら!?”という部分もあり、非常に深刻な問題」と苦言を呈しました。

現在29歳で介護福祉士の上条百里奈さんは、就職氷河期世代よりも後の世代。それでも「私たちの世代も就職難が続いて、90社受けても1社も受からないという友達がたくさんいた」と言います。


しかし、自身が進んだ介護業界は引く手あまた状態だったそう。「90社受けて就職が決まらない子でも、介護業界には来ないという現状にジレンマを感じていました。今からでも、資格を取得できます。ぜひ来てほしい」と呼びかけていました。

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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/morning_cross/