中2女子が校舎から転落…立ち入り禁止の踊り場から 東京・東大和

女子生徒が学校の校舎から転落して大けがをした事故で、東京・東大和市の教育委員会と学校は、いじめの有無について調査することを決めました。一方、現場の踊り場は生徒が立ち入り禁止になっている場所で、学校は安全管理を徹底していく方針です。

 東大和市などによりますと、5月14日午後1時半ごろ、市立第三中学校で2年の女子生徒が校舎から転落しました。女子生徒は校舎の一番高い窓、およそ14メートルの高さから転落したとみられています。

 転落した様子を目撃していた人はいませんが、4階から屋上に向かう階段の踊り場の窓が開いていたことから、警視庁は踊り場から転落したとみて調べています。踊り場の窓は生徒の胸辺り、およそ1.2メートルほどの高さにあることから、学校は安全のため、踊り場への立ち入りを禁止していました。しかし、生徒が自由に入れる状態で、窓の鍵も手動で開けることができたということです。

 学校の安全管理について、市の教育委員会は「普段から教員が巡回しているが、教室や廊下などに比べると死角になることもあり、比較的管理がしにくい場所になっている」と説明しています。教育委員会は今後、学校に対して安全管理について指導していく方針です。

 一方、警視庁は窓の付近で争った形跡がないことから、自ら身を投げ出した可能性を含めて捜査しています。併せて、東大和市と学校は、女子生徒へのいじめの有無について、本人と周りの生徒に聞き取り調査をすることにしています。