軽い耳鳴りから「うつ」「不眠」に!? 悪循環のメカニズムを医師が解説

TOKYO MX(地上波9ch)のワイドショー生番組「バラいろダンディ」(毎週月〜金曜21:00〜)。6月6日(木)放送の「無病息災!バラいろ健康学会 2ndシーズン」のコーナーでは、産婦人科医の丸田佳奈先生が「耳鳴症」について解説しました。

耳鳴りで知られる「耳鳴症」。これは、外からの音がないのに、音が聞こえる現象です。

現在、およそ10%前後の人が耳鳴りに悩んでいるといわれ、加齢とともに有病率は増加。高齢者では12〜15%の人が患っているとのこと。若い世代では女性患者が多いのに対し、50代以上になると男性患者のほうが多いという特徴もあります。

耳鳴りの音色は、「ジー」「キーン」「ピー」などさまざま。種類は、他人にも聞こえる「他覚的耳鳴」と、本人にしか聞こえない「自覚的耳鳴」があり、後者の約8割は難聴を伴います。

「他覚的耳鳴」の原因は、血流や血管の異常。耳周辺の筋肉のけいれんなども挙げられます。一方、「自覚的耳鳴」は、原因不明の内耳性難聴によるものが最も多く、そのほか、突発性難聴、音響外傷、騒音性難聴、滲出(しんしゅつ)性中耳炎、慢性中耳炎が原因になることも。

丸田先生は、耳鳴りの悪循環のメカニズムを解説。

まず、「キーンという音がするなぁ」というように、皮質下で音を識別します。それが大脳皮質(聴覚野とその周辺)に伝わり、耳鳴りを認知すると「うっとうしい」といった評価が下されます。その感情が大脳辺縁系に伝わると、不安、イライラ、怒り、うつにつながり、自律神経系に伝わると、緊張、冷や汗、不眠を引き起こします。それらがまた皮質下に伝わり、より音に敏感になるという悪循環に陥るのです。


耳鳴症を改善する際、原因の病気がある場合はその治療にとりかかることが重要です。原因がわからない場合は、循環改善薬、ビタミン剤などの内服薬のほか、最近では、耳鳴りの悪循環を断つための心理療法、音響療法、あるいはその2つを組み合わせたTRT療法(耳鳴順応療法)という選択肢も。


解説を真面目に聞きつつも、あまり耳鳴りに悩まされることはないという梅沢富美男さん。代わりに「丸田先生のハイヒールを見て“胸鳴り”している!」と嬉しそうな表情で語りました。

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<番組概要>
番組名:バラいろダンディ
放送日時:毎週月〜金曜 21:00〜21:54
メインMC:蝶野正洋(月〜木曜)、島田洋七(金曜)
アシスタントMC:阿部優貴子(月〜木曜)、関谷亜矢子(金曜)
月曜コメンテーター:倉田真由美、武井壮、苫米地英人(隔週)
火曜コメンテーター:玉袋筋太郎、内山信二、安東弘樹
水曜コメンテーター:湯山玲子、遠野なぎこ、大竹まこと(月1)
木曜コメンテーター:梅沢富美男、ナジャ・グランディーバ、ダイアナ・エクストラバガンザ
金曜コメンテーター:水道橋博士、金村義明、ライムスター宇多丸、前園真聖(隔週)、デーブ・スペクター(隔週)
バーディ:大原優乃(月曜/5月)、森山るり(火曜)、梅宮アンナ(水曜)、橋本マナミ(木曜)、井上咲楽(金曜)
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/barairo/
番組Twitter:@barairoMX