“スマホ決済”信頼できる…?“利便性”か“個人情報流出リスク回避”か

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。7月5日(金)の放送では、“スマホ決済の未来”について意見を交わしました。

◆「セブンペイ」サービス開始4日目で……

セブン&アイ・ホールディングスは4日(木)、独自のスマホ決済サービス「7pay(セブンペイ)」で第三者の不正アクセスにより、利用者約900人、約5,500万円の被害(4日午前6時時点の試算)が発生した可能性があると発表しました。

このサービスを提供するセブンペイの小林強社長は会見で、被害者への謝罪と全額補償する方針を発表しています。また同日、詐欺未遂の疑いで中国人2人が逮捕されましたが「指示されてやった」などと供述しており、警視庁は一連の被害との関連を調べています。

セブンペイとは、セブン‐イレブンが提供するサービスで、7月1日(月)にサービスを開始したばかり。しかし、スタートして束の間「身に覚えのないチャージ」「勝手に商品を購入された」などの連絡が相次ぎ、新規登録を停止しました。この背景には「海外からのアクセスを遮断していなかった」「2段階認証がなかった」といった理由があるようです。


◆10年以内に顔認識で支払いも?

ブルームバーグニュース海外特派員のリード・スティーブンソンさんは「10年以内には“顔パス”になる。顔認識で払える時代がやってくる」と推測。MCの堀潤は「個人に関わるさまざまな情報を、誰がどうやって管理し、守るのか……」と危惧します。

スティーブンソンさんは同意しつつも「利便性を与えれば与えるほど、プライバシーをある程度、差し出す覚悟でやらなければいけない」と指摘。ただ、利用者の様子を見ていると「それでもいいのでは」という感覚があるように見受けられるそうです。


◆個人情報へのチェックがおろそかに

今回のセブンペイのニュースは、40代、50代よりも若い世代の間で話題を集めていました。この結果に堀は、消費増税の際の軽減税率のキャッシュバックなどが電子決済ベースなだけに、世代や地域によってその優遇が受けられない方が出てくるのではないかと不安をのぞかせます。

完全にキャッシュレス側だというキャスターの宮瀬茉祐子によると、さまざまな決済サービスを使い分け、恩恵にあずかっている人もいるそう。しかし、使用するサービスの数が増えれば増えるほど個人情報などのチェックなどが甘くなり「不正アクセスされても気付かないのではないか……。どうやって身を守っていけばいいのか……」と先行きに不安を示しました。

番組では、視聴者に「スマホ決済 今後どうしますか?」というテーマで生投票を実施。結果は以下の通りです。

◆スマホ決済 今後どうしますか?
今後も利用したい……513票
これから利用したい……318票
利用をやめたい……150票
利用する予定ない……1,803票


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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜7:59 「エムキャス」でも同時配信
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/morning_cross/