男性の育児休暇義務化を!厚労省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長が提言

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。7月9日(火)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長で、社会起業家の駒崎弘樹さんが“男性の育児休暇”について見解を述べました。

◆少子化は家事・育児をしない男性にも問題が

男性の育児休業取得を企業に義務付けることを目指す議員連盟が6月5日(水)、発足しました。これは男性の家事・育児参加を促し、女性活躍推進や少子化対策に繋げることが狙いだそうです。

駒崎さんは、男性の育児休暇(育休)がなぜ必要なのか、まずは出生率との相関関係からその理由を説明します。


夫の休日の家事・育児時間を見てみると、全くやっていない家庭は第2子以降の出生率が10%しかないものの、6時間以上の家庭は87.1%。少子化は女性だけでなく、男性側にも問題があると指摘します。


また、6歳未満の子どもを持つ夫婦の家事・育児時間を見てみると、日本人の妻は夫の7倍も家事・育児をしています。国際的に見ても日本の男性の家事・育児参画時間は非常に少なく、アメリカの半分以下です。


「産後うつ」を未然に防ぐ効果もあります。出産後、妻の死因のトップは自殺で、その最たる要因が「産後うつ」。そして、そのピークは産後2週間なんだそう。それだけに男性の育休は大事で、少なくとも2週間は必要だと啓発してきましたが、男性の育休率は約6%に留まっていると嘆きます。

タレントのトラウデン直美さんは、男性が育休を取らないと子どもとの距離が離れてしまうと危惧し「(育休が)虐待の防止にも繋がりそう」と言います。

駒崎さんによると、虐待の要因のひとつが母親の「うつ」。また、男性も赤ちゃんの頃から子育てに参画することで、以降の子育てにも参加しやすくなるというメリットもあるそう。


◆周囲に育休取得「いない」が圧倒的多数

現状を打破するべく、企業に男性の育休を義務化することを提案。経営者でありながら、過去に2ヵ月間の育休を2回取ったものの、仕事の面で困ることはあまりなかったと言います。

むしろ、自身が休んでいる間に社員が育ち、作業の棚卸しもできただけに「いいことがすごく多い」と実体験を明かしました。

番組では、視聴者に「あなたの周りに男性の育休を取得した人はいますか?」というテーマで生投票を実施しました。結果は以下の通りです。

◆あなたのまわりに男性の育休を取得した人はいますか?
いる……522票
いない……1,845票


※この番組の記事一覧を見る

<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜7:59 「エムキャス」でも同時配信
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/morning_cross/