キス未経験者は要注意!? 通称“キス病”「伝染性単核球症」を医師が解説

TOKYO MX(地上波9ch)のワイドショー生番組「バラいろダンディ」(毎週月〜金曜21:00〜)。6月20日(木)放送の「無病息災!バラいろ健康学会 2ndシーズン」のコーナーでは、産婦人科医の丸田佳奈先生が「伝染性単核球症」について解説しました。

「伝染性単核球症」は、おもに唾液を介して感染することから“キス病”の異名をもつ疾患です。EBウイルス(エプスタイン・バール・ウイルス)の初感染により発症。有病率は10〜30代に多く、10代が最多で、1,000人中6〜8人ほどの割合です。

EBウイルスは感染する時期によって症状が異なることが特徴。

初感染が乳幼児期の場合、感染しても症状が軽いか、無症状であることがほとんど。成人の90%はこの時期に感染していますが、初感染が思春期以降の場合、約半数の人が伝染性単核球症を発症すると言います。

キス以外でも、食器の共有、咳で拡散した粒子などから感染するEBウイルス。昔は、子どもに食事を与える際、親が口に入れたものをあげることも。そのため、以前は乳幼児の時点でEBウイルスに感染する機会が多かったと言いますが、近年は、衛生習慣の変化により、感染しないまま成人してしまうケースも。そのため、伝染性単核球症の患者が増えてきていると推測されています。


ただし、乳幼児期に積極的に感染させるべきかと言うと「推奨はしない」と丸田先生。一度感染するとウイルスがそのまま体内に宿ること、そして「(キスや口移しで)虫歯菌が移るという別の危険性もある」と説明します。

「俺は丸田先生の菌だったら全部もらいたい!」と口を挟む梅沢富美男さん。しかし、丸田先生は笑顔で「はい、次行きます!」と症状の説明へ。


伝染性単核球症は、38〜39℃の高熱が1〜2週間続くほか、咽頭炎、リンパ節腫脹、発疹など激しい症状が特徴。稀に、脳炎や肺炎など、重症化することも。予防法がないため、疑わしい症状があったら病院で診断を受けるようにしてください。治療薬はないものの、「ほとんどの患者は対症療法でよくなる」とのことです。

ちなみに、潜伏期間は4〜6週間。「キスで感染したとするなら、キスをした1〜1ヵ月半後ごろに症状が出る」と丸田先生。「今までキスをしたことがない、純粋な方は特に気をつけて」と呼びかけたうえで、「梅沢さんは大丈夫」と鋭いコメントも。

もし伝染性単核球症に感染していた場合は、自己判断で抗生剤を使用しないこと。なかには発疹を誘発するものもあるので、必ず医師の診断に従いましょう。

また、発症時は脾臓が腫れていることから、「脾臓破裂を起こさないため、完治するまでは激しい動作・運動を控えて」と呼びかけました。

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<番組概要>
番組名:バラいろダンディ
放送日時:毎週月〜金曜 21:00〜21:54
メインMC:蝶野正洋(月〜木曜)、島田洋七(金曜)
アシスタントMC:阿部優貴子(月〜木曜)、関谷亜矢子(金曜)
月曜コメンテーター:倉田真由美、武井壮、苫米地英人(隔週)
火曜コメンテーター:玉袋筋太郎、内山信二、安東弘樹
水曜コメンテーター:湯山玲子、遠野なぎこ、大竹まこと(月1)
木曜コメンテーター:梅沢富美男、ナジャ・グランディーバ、ダイアナ・エクストラバガンザ
金曜コメンテーター:水道橋博士、金村義明、ライムスター宇多丸、前園真聖(隔週)、デーブ・スペクター(隔週)
バーディ:大原優乃(月曜/6月)、森山るり(火曜)、梅宮アンナ(水曜)、橋本マナミ(木曜)、井上咲楽(金曜)
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/barairo/