東京・小池都知事、就任3年 今後の抱負語る、都知事選は…?

8月2日で知事就任から3年を迎える東京都の小池知事が、TOKYO MXの単独インタビューに応じ、残りの任期の抱負と、来年夏に行われる都知事選挙への思いについて語りました。

 3年前の2016年、291万票を得て女性初の都知事に就任した小池知事は「東京大改革」を旗印にスタートしました。この3年間の小池都政の成果として、自身が強調したのは「待機児童対策」です。小池知事は公約に「待機児童ゼロ」を掲げ、人材確保に向けた保育士の待遇改善や、施設の賃料の補助を始めました。2016年時点の待機児童数は約8500人でしたが、その後、減少が続き、2019年4月1日現在で3690人になりました。TOKYO MXの取材に対し、小池知事は「3年間で待機児童が約5000人減ったのは一つの結果。まだ道半ばだが、いい方向になっていると思う」と述べました。

 さらに、今後取り組むべき課題の一つに挙げたのが「都民の安心安全対策」です。2019年6月、農林水産省の元事務次官の男が長男を包丁で刺して殺害し、逮捕された事件を踏まえ、小池知事は「家庭内トラブル」の相談体制を強化する考えを明らかにしました。小池知事は「いろいろな事件が家庭内で起きているのは非常に憂慮すべき社会的状況。相談できないでいる人に対し、きちんと相談を受ける包括的な体制を検討していく必要がある」と語りました。

 来年の都知事選について「2期目への思い、出馬の意思はあるのか」を尋ねると、小池知事は「これから長期戦略の策定、それを描いていくベースに励んでいく。次の選挙を考えるより、今なすべきことをしっかりと、2040年を目途にした東京がどうあるべきなのか、そのことにまい進したい」と述べるにとどめました。