金メダル目指すアスリートと二人三脚で“体をつくる”存在とは?

東京にゆかりのあるアスリート情報をお届けするTOKYO MX(地上波9ch)の総合スポーツ番組「TOKYO LOVE SPORTS」(毎週月曜20:00〜)。7月22日(月)放送の「登坂が行く! マロズクローズアップ」のコーナーでは、前回に引き続き、大手菓子メーカー・森永製菓が運営するトレーニングラボ後編をお届けしました。

◆管理栄養士がサポートする意味

キャスターの登坂淳一が訪れたのは、大手菓子メーカーの森永製菓が運営するトップアスリート専用のトレ―ニング施設「トレーニングラボ」。

取材時、同施設でトレ―ニングに励んでいたのは、2020年東京オリンピックで金メダル獲得が期待される空手・形の清水希容選手だ。

このトレーニングラボの大きな特徴は、トレーナーに加え、管理栄養士が一緒に指導にあたるスタイルを採り入れていること。今回、清水選手を担当している管理栄養士で、公認スポーツ栄養士の三好友香さんの仕事ぶりに密着した。


トレーニングをおこなう清水選手に、マンツーマンで実施していたのがドリンクのサポートだ。練習中や練習後、彼女の状況を見ながらドリンクを手渡しする三好さんの姿が。

一見、単純に見えるこのサポートには、深い意味があるのだ。よく見ると練習中と練習後では違うドリンクを調合していることがわかる。

「(練習の)時間が短いときはお水だけのときもありますが、トレーニング中は水分補給が重要なので、水分補給として必要なスポーツドリンクを提供しています。トレーニング後は、選手ごとに異なりますが、リカバリーが必要な選手であればプロテインをすぐに飲んでもらう。できるだけ早く摂取してもらいたいので、(練習が」終わった瞬間に渡せるように準備をしています」と三好さん。

状況に応じてドリンクの種類を変えるだけでなく、渡すタイミングにまでこだわっていたのだ。


「トレーニングをした後は、体のなかの分解と合成が高まっていくのですが、エネルギーが枯渇している状態や栄養が足りないと、合成が高まらなくなってしまう。いかに合成をしっかり高めて、疲労をできるだけ溜まらないようにしてあげるか。できるだけ筋量が付くようなアプローチを考えている」とのこと。

三好さんの仕事は、ドリンクサポートだけにとどまらない。試合当日に向け、ベストコンディションをキープするため、食事時間の管理に加え、普段の食事から試合当日のメニューまで事細かにアドバイスしている。


◆選手の立場に立って考える献身サポート

さらに、三好さんは選手の指導にあたる上で、大切にしていることがあるという。

「(選手は)トレーニングを常にやっていて、試合もハードなスケジュールをこなしているので、食事は“おいしくないな”とか“しんどいな”という気持ちで食べてほしくない。だから、選手は何が好きか、どういう環境でどういうものを食べられるかを、気にしながらやっています」

三好さんのサポートについて、清水選手は「体調面であまりすぐれないときなど、すぐに栄養のアドバイスをもらえたり、相談できたりする環境があるのは、気持ちの面ですごく支えられている」と語る。

三好さんの、選手ファーストの細やかな心づかいは、選手のパフォーマンスを最大限にまで引き出すことにつながっていたのだ。手厚いサポートを選手と二人三脚で行う彼女は、2020年東京オリンピックでの“頂”を見据える清水選手にとって、欠かせない存在となっている。


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<番組概要>
番組名:TOKYO LOVE SPORTS
放送日時:毎週月曜20:00〜20:40  「エムキャス」でも同時配信
キャスター:登坂淳一、稲村亜美
コメンテーター:水内猛
リポーター:宮下純一(カウントダウンTOKYO)、室伏由佳ほか
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/sports/tokyo_love_sports/