キャンプ芸人、バイきんぐ西村が勧める至高のアウトドア体験5選

キャンプ芸人、バイきんぐ西村が勧める至高のアウトドア体験5選

キャンプ芸人・バイきんぐ西村瑞樹氏

 有休取得義務化でレジャーにも行きたいし、消費増税を前に家電の駆け込み購入もしておきたい。そんな今、各界のプロが自腹でも買いたい/買ってよかったものと、買ってはいけないものを厳選。今回はレジャーからキャンプのオススメをキャンプ芸人・バイきんぐ西村瑞樹氏に聞いてみた!

◆キャンプ芸人が語る! アウトドアの楽しみ方

 ’90年代前半のキャンプブームが再燃し、“今”第2次キャンプブームが起きている。そこで、ソロキャンパーでアウトドア芸人のバイきんぐ・西村瑞樹氏にアウトドアの遊び方の極意を聞いた。

「夏の沖縄の無人島や白河の雪中キャンプでもそうですが、キャンプで欠かせないのが焚き火。揺らぐ炎に向かって、収録でスベった記憶を投げ込んでいく。パチパチという薪のツッコミに耳を傾けながら自分を見つめ直すんです。スマホで撮影した焚き火の動画を自宅のテレビで流しながら、暗い自宅でお酒を飲むのもいいですね」

 自然の中で五感を研ぎ澄ます。これもキャンプの醍醐味だ。

「無人島をフルチンで探索したり、未開の山で獣を警戒したりしていると、“都会の垢”が削ぎ落とされ、五感が鋭敏になっていくんです。自分の中で燻る“野性”が蘇ってくる感じですね。まあ、その野性味がお笑いには生かされてないですが。ただ、帰宅後に嫁を抱くとき、普段より少しSっ気が強いのは確か。感度も鋭くなっているぶん、より早いのが玉にキズです」

 夏のキャンプに慣れたら、冬の雪中キャンプにも挑戦したい。

「まっさらな雪の平原。そのふかふかの雪でお湯を沸かしたり、夜になればランタンを灯して幻想的な空間を演出したりと、遊び方は無限。また、夜がふけるごとに重ね着の枚数を増やすんですが、残り1枚しかなくなると逆にテンションが上がる。その流れで、アナログの温度計の赤い目盛りが下がるのを見て、また興奮。冬のモンゴルでは最終的にマイナス38℃。死を意識して、朝起きて生を実感した。冬のキャンプの魅力ですね」

“自分らしさ”を取り戻すのがキャンプなのだ。

◆至高のアウトドア体験ベスト5

1位 初夏の沖縄・無人島での全裸チルアウト

沖縄本島北部から船で10分。地元の漁師に直接交渉し渡してもらった。「全裸で焚き火用の流木を探しました。10分で島の反対側に出られます」(西村氏)

2位 獣の気配を感じながらのキャンプ

後輩芸人の父親が所有する山で。「野生の猪や熊に襲われるかもと警戒しながらのキャンプは体がゾクゾクする」(同)

3位 極寒の福島県・白河での雪中テント泊

寒ければ寒いほど生を実感。「薪ストーブを使う場合、テントから煙突を出してずっと中で過ごす。まあ雪原におしっこをかけて遊ぶのは鉄板ですね」(同)

4位 神奈川県・秦野でのキャンプデビュー

訪れたのは2月。「キャンプは夏」という既成概念を壊され、西村氏がソロキャンプにハマるきっかけとなった

5位 紅葉シーズンの山梨県・道志の森

初心者向けで秋の紅葉を楽しむのにオススメ。「ガス器具は使わず、岩でかまどを作る。味を出すために鍋の外側は洗わない。ススで真っ黒です」(同)

【バイきんぐ西村瑞樹氏】

お笑いコンビ「バイきんぐ」では主にボケを担当。約4年前、芸人ヒロシに初めて連れられて以来、キャンプにハマりソロキャンパーに。「一緒にキャンプをしたい芸能人」ランキングでは9位になったことも。座右の銘は「習うより舐めろ」

撮影/田中智久

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