“神戸のお嬢様”タンタン 中国へ返還…20年間を振り返り

“神戸のお嬢様”タンタン 中国へ返還…20年間を振り返り

“神戸のお嬢様”タンタン 中国へ返還…20年間を振り返りの画像

’00年の来園から20年間、おっとりとした性格で“神戸のお嬢様”と親しまれてきた、兵庫県・神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」。神戸市は中国に契約延長を申し入れてきたが、7月15日に契約満了を迎え、返還が決定……。24歳という高齢ながら、いつまでも赤ちゃんのようにかわいいタンタンの20年間を思い出の写真で振り返ります。

【2000年】20年前の7月16日、4歳のときにオスのコウコウとともに来園。2頭が乗ったトラックは厳戒態勢で迎えられた。

【2000年】来園直後からタンタンを一目見ようとたくさんの人々が訪れた。目をこする様子は照れているようにも。

【2001年】大好物の竹の葉を食べるためにのそのそと屋外に出てきたタンタン。食いしん坊な一面もまた愛くるしい。

【2007年】竹の葉は新しくて緑色のものより、古くて黄色いものが好きなのだとか。そのグルメっぷりはパンダ界随一かも!?

【2009年】たくさんの竹の葉に囲まれてご満悦。お食事タイムは自然と表情が豊かになるのでシャッターチャンスが多め。

【2014年】ちょっぴり出不精なタンタンが運動場に。でもボーッとしているだけで運動する気配はゼロ(笑)。

【2015年】タンタンがすっぽり入るサイズのタイヤは欠かせないおもちゃ。ここでご飯を食べたりベッドがわりにすることも。

【2016年】うとうとお昼寝中のタンタン。“食っちゃ寝”しているだけでこんなに愛されるのはパンダの特権。

【2017年】ご飯のときはまずにんじんから食べるそう。ぬいぐるみのような座り方は足が短いからこそできるポーズ。

【2018年】得意の「おっぴろげ」ポーズ。動物園のスタッフさんたちもこのポーズに思わず笑みがこぼれてしまうのだとか。

【2019年】すごい角度の腹筋(?)に挑むタンタン。これを続けられればパンダ初のシックスパックも夢じゃない!?

【2019年】24歳のお誕生日。氷のケーキを前に大興奮! 夢中になりすぎて「4」がとれて「2」歳になっちゃった!?

【2020年】4月、新型コロナ感染拡大による休園直前のタンタン(現在は再開)。こんな顔されたら会いたくなっちゃう……♪

【2020年】6月、新型コロナの影響で中国返還は秋以降になりそう。帰国のことを察しているのか、どこか寂しげな表情……。

タンタンは、阪神・淡路大震災から5年後の’00年、神戸の人々を元気づけるために王子動物園にやってきた。赤ちゃんのような小柄な体形と甘え上手のおっとりした性格が魅力。タンタンのまわりにはすずめやチョウチョが寄ってきたりタンポポが咲いていたりと、とってもほのぼのした雰囲気だそう。

そんなタンタンだが、その半生は波瀾万丈。2度妊娠するも死産と生後4日で赤ちゃんが亡くなるという悲しい結果に。’10年にはともに中国からやってきた夫のコウコウと死別した。それでも人々を癒し続けてくれたタンタン。神戸の小学生たちが贈ったササにつけられた短冊には「中国に帰っても元気でね」「タンタンありがとう」といったメッセージがつづられていた。

「女性自身」2020年7月21日号 掲載

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