3000人の肥満救った医師が伝授!楽ヤセへの「けじめ習慣」

3000人の肥満救った医師が伝授!楽ヤセへの「けじめ習慣」

3000人の肥満救った医師が伝授!楽ヤセへの「けじめ習慣」の画像

コロナ禍でリモートワークやオンライン会議が推奨され、家で過ごす機会が増えた。すっかり出不精になってしまった人も多いのでは?

「出不精は“デブ症”の元。肥満になると糖尿病、高血圧などが発症しやすく、動脈硬化が進行して、心筋梗塞や脳卒中など命にかかわるリスクも高まります。私は、『健康的に痩せる』ことを推奨しています」

と話すのは、日本では数少ない肥満・メタボリック外来で、これまで3,000人以上のダイエットを成功に導いた京都医療センターの浅原哲子医師。

「無理なダイエットは必要ありません。ちょっとした生活習慣の問題点に気付いて、それを改めていくだけで、スムーズに痩せていきます」という浅原先生に、生活習慣に潜む問題点を聞いてみた。

まず、大切なのは「生活のけじめ」だ。たとえば、食事前の「いただきます」や食後の「ごちそうさま」は、家族と暮らす人なら、ごはんを作ってくれた人への感謝を込めて、毎回言うはず。だが、ひとり暮らしの人や、1人で外食するときなどに、きちんと手を合わせていない人が多い。

「なにも言わずに、なんとなく食べ始めると、『食事をとる』という区切りがつきません。だから、なにをどれくらい食べたかよくわからないまま、食べても食べても満足感が得られない。その結果、ダラダラと長時間食べ続けて、太ってしまうのです」

「いただきます」と手を合わせ、食事だと脳にも認識させて、集中して食べることが大切なのだ。ひとり外食ではちょっと気恥ずかしいかもしれないが、「いただきます」「ごちそうさま」を言うことがダイエットにつながるというなら、今すぐ実践しよう。

また、もうひとつの悪習慣が「ながら食い」だ。一人ごはんだからといって、スマホをいじりながら、雑誌を見ながらの食事では、何を食べたのか、美味しかったのか、よくわからない。

「たとえ1人でも、料理を器に盛って、食卓について、食事はマナーよくゆっくり噛みながら楽しみたいですね。そうすると、食欲が満たされ、心理的満足感も得られます。たくさん食べなくても十分お腹いっぱいになって、ダイエット効果もバッチリです」

要は、太る原因って、けじめのなさ、生活のちょっとだらしなさなのだ。

とすると、お掃除ロボットが“座礁”するような散らかった部屋の主も太っている?

「はい。9割は痩せられないですね。部屋をキレイに保つことは、気持ちにメリハリもつくし、ダイエットも後押ししてくれます。こまめな掃除は、立派な“すきま運動”ですから」

運動強度を「メッツ」という単位で表すと、30分ゆっくり走るジョギングは6メッツ。それに対して、皿洗いは1.8メッツ、洗濯は2メッツ、掃除機がけは3.3メッツだ。わざわざジョギングに行かなくても、家事をきちんとこなせばスッキリ痩せられる。

「ダイエットは、実はシンプルなのです。野菜から先に食べ、次は手のひら大の肉か魚、そしてごはんを軽めに食べる。これらをゆっくり食べる習慣がつけば、徐々にですが、確実に痩せていきます。急激に体重を落とすと、リバウンドしてもっと痩せにくい体になりますから、じっくり時間をかけて少しずつ痩せていきましょう」

このほど「いただきますを言わない人が太るワケ」(三笠書房)を上梓した浅原先生が教える、ちょっとした生活習慣で、“デブ症”を克服しよう!

関連記事(外部サイト)