「美容院で白髪ケア」派に…正しい頻度は「2カ月に1回」

「美容院で白髪ケア」派に…正しい頻度は「2カ月に1回」

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朝いちばんに生え際の白髪を発見して、どんより気分が沈む。そんな経験が、読者世代ならだれでもあるのではないだろうか。

「白髪がどんどん増えて、頻繁に染めないと……。お金もかかるし、ほんとに面倒」「最近、ヘアカラーがしみるようになって、次はかぶれないかと心配」「何度も美容院で染めると高くつくし、自宅ではうまく染まらない」など、白髪やそのケアに関するお悩みは尽きない。

ヘアカラーブランドのウエラが’17年に行った調査では「白髪を見つけたとき、何歳老けた気分になるか」という問いに、女性は平均「6.9歳」! また、「同世代の白髪の有無をチェックする」女性は、72.4%にのぼる。自分の白髪はもちろん、他人の白髪も気になる。白髪は、読者世代女性の“天敵”なのだ。

そこで、「髪も頭皮も、自分の体。その状態をきちんと知って、ケアしてほしい」と話す美容ジャーナリストの伊熊奈美さんに、白髪ケアについて教えてもらった。

■染める頻度はいったいどれくらいが正解なの?

「思いどおりの髪色でいたい」「自宅ケアは面倒」などの理由から、「白髪ケアは絶対に美容院で!」という人もいるだろうが、美容院に行くたびに白髪を染めてもよいのだろうか。

「アルカリカラーなら、美容院で2カ月に1回がおすすめです。これは40代で約55日、50代なら約75日という肌のターンオーバー周期に1回を目安にしています」(伊熊さん・以下同)

だが2カ月に1回だと、白髪をカバーできないのでは?

「ヘアカラーを長持ちさせるために、次の点を心がけてください。(1)染料の定着に丸1日かかるので、カラー当日は自宅で髪を洗わない。(2)7〜10日間はカラーヘア専用のシャンプーを使う。(3)紫外線から髪を守る。傷んだ髪はヘアカラーも短命です。健康な髪と美しい髪色をキープしましょう」

とはいえヘアカラー後1カ月もたつと、根元の白髪が……。

「そんなときこそ自宅でヘアカラートリートメントの出番です。ほとんどのものがアルカリカラーに重ねても問題ありません。ただし、美容院に行く2〜3日前はやめて、美容師さんに状態を見てもらって染めるための準備をしておきましょう」

ヘアカラーの際には、できればヘッドスパもスケジュールに組み込んで。

「特に中年以降の頭皮ケアは、健康な髪とボリュームを保つための投資だと考えましょう」

■基本は美容師さんに全部おまかせでいいかしら?

ヘアカラー中に必ず「しみませんか」と聞かれるが、なぜか「しみます」と言えない人が多い。実際はピリピリしているのに……。

「カラーが始まってからは言いにくいので、染め始める前に『しみると思います』宣言をしましょう。肌の弱い人にはマイルドな薬剤を使ったり、頭皮にカラー剤をつけない技術などを駆使して、最大限の注意を払ってくれます」

体調などでヘアカラーを避けたほうがよい日はあるのだろうか。

「花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状がひどく出ている日は、パラフェニレンジアミン(以下、ジアミン)アレルギーを誘発する可能性があるので避けたほうが安心です。花粉症というと軽く思われがちですが、れっきとしたアレルギーですから。薬で症状が抑えられているのなら基本的に大丈夫でしょう。生理中も肌が敏感になりやすいのでカラーは控えたほうが無難です」

美容院では、どんな色に染めるかばかり気にして、薬剤や染め方は美容師さんまかせだが……。

「美容院によって、使う薬剤や新しい技術の導入などさまざまです。特にどんな薬剤を使っているかは、聞いておきましょう。ジアミンを使わない染料や、プロ仕様のヘアカラートリートメントなどを使う美容院なら、頭皮へのダメージも少なく安心です」

カットやパーマで通う美容院が、ヘアカラーだとしっくりこないこともある。ヘアカラーが上手な美容院は、どのように探せばいいのだろう。

「健康に関する基礎知識を共有しつつ、カラーやヘッドスパの選択肢を多く用意している美容院がおすすめです。最新の美容技術は髪や頭皮への負担軽減が前提ですから。また、毛髪診断士の資格を持つ美容師がいるお店は全国にあります。それも目安になりますね」

「女性自身」2021年2月16日号 掲載

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