彼は既婚者だった! 女性がスルーしていた「交際中に覚えた不倫男への違和感」

彼氏ができたと思ったら、実は既婚者だったという事態は絶対に避けたいものです。だまされた経験のある女性に話を聞くと、大抵の場合「今思えば、違和感があった」というケースがほとんどだそう。今回は、交際していた男性が妻子持ちだということに8か月も気づかなかったという梓さん(30歳)の衝撃エピソードをご紹介します。

マッチングアプリでの出会いが、想定外の結末に……


「長く付き合っていた彼氏と別れ、コロナ禍で合コンなどもなくなってしまったので、マッチングアプリデビューをしたんです。アプリを始めてすぐに出会ったのが2歳年上の祐司でした」

祐司さんは公務員で、とても真面目そうな雰囲気が印象的でした。何度かお茶や食事をした後、彼から付き合おうと言ってきたそうです。

「正直、あまりに真面目そうで私のタイプではなかったのですが……。私もそろそろ結婚前提に付き合える人がいいなと思っていたので、彼と付き合うことにしました」

付き合って2か月でプレ・プロポーズ


梓さんが以前付き合っていた元彼は、女性関係にだらしないところがありました。そのため、正反対のタイプに見える祐司さんに大変良い印象を抱いたのです。そして期待通り、最初の頃彼はとても誠実でした。

「付き合って2か月くらいで、『君と結婚したい』と言われたんです。彼も真剣な気持ちだったらいいなと思っていたので、とても嬉しかったのを覚えています。正式なプロポーズではなかったですが、そこからは将来について話すようになりました。コロナが落ち着いたら結婚式をあげようとか新婚旅行に行こうとか、そんな具体的な話まで出ていたんです」

プレ・プロポーズまでされて、まさに幸せの絶頂にいた梓さん。ところが、交際中から気になる点が2つあったそうです。

恋人に対する2つの気になること


「1つめは、結婚の約束をして具体的な計画も出ているのに、実際に動き出そうとしないことでした。『婚約指輪はどんなのがいい?』とずっと言っているだけで、実際お店に行こうとはしなかったり、親に会わせたいと言っているのに日程調整まではいかなかったり……」

祐司さんは、口頭では積極的に結婚の話をするのに、一切行動には移そうとしないのです。さらには……。

「2つめの違和感は、彼が絶対に、夜自宅に帰りたがることです。ホテルに行っても“休憩”オンリーだし、私の家に遊びに来てどんなに遅い時間になっても必ず自宅に帰ってしまいます。そういえば彼の家に呼ばれたことは一度もありませんでした。そうこうしているうちに、気づけば付き合って8か月が経っていました」

「彼、何か変じゃない?」親友から指摘されて……


お泊まりを一度もしないまま、なんと8か月が経過。さすがにおかしいと思い始めた梓さんは親友に相談しました。

「親友からは『最近マッチングアプリの詐欺が横行しているって聞くけど大丈夫? その人、何の仕事をしているの?』と心配されました。付き合う前に彼から、勤務先や部署名を聞いていましたし、名刺も見せてもらっていました。だからこそ彼を信用したんです」

親友に彼の勤務先や部署名を打ち明けると、なんと親友の知人が同じ勤務先にいることが発覚。さっそく親友に頼んで、祐司さんに何か不審な点がないかその同僚に聞いてもらうことにしました。

「親友が『祐司って人、知ってる? 同僚だよね?』と聞いてくれたんです。するとその人の第一声が、『もしかしてアイツ、またやらかした……?』だったそうです。

なんと祐司は、妻子持ちでした。しかもこうやって独身のふりをして付き合うのは初めてではなく、常習犯だったんです。以前も被害を受けた女性から勤務先に怒りの連絡が来たらしく……。あんなに真面目そうに見えたのに、見た目からはわからないものですね。もちろんその後すぐに別れましたが、私の8か月を返してほしいです」

彼を責めると、呆れたような言い訳が……


梓さんが問い詰めると、彼はがっくりと肩を落としながら信じられない言葉を口にしました。 

「『僕はただ楽しい恋愛がしたかっただけなんだ……』と言われて、開いた口が塞がりませんでした。私のことは本当に好きだったらしく、結婚をチラつかせていたのも私を手放さないためだったようです。結婚生活からの現実逃避だったらしいですが、常習犯だと知って怒りが収まりませんでした」

親友からの情報によると彼はその後、別の部署に異動となったようです。社内での悪評が止まらず、以前通報もあったことが影響したそうで、事実上の左遷だと言われているとか。

「バチが当たったんでしょう。無駄にした時間は帰ってきませんが、左遷にあったと聞いて少しはスカッとしました。ひとつ反省点をあげるなら、交際中に抱いていた違和感に目を瞑ってしまったことですね」

マッチングアプリでの出会いは、気軽に楽しめるメリットがありますが、一方でトラブルが起こる可能性もあります。今回の件は運が悪かったとしか言いようがないですが、梓さんの言う通り、付き合っていく中で何か違和感があったら、うやむやにしないことが大切かもしれません。

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文・小澤サチエ

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