ズボラさんでも簡単に始められる!? “食生活”改善で睡眠の質UP!

自他ともに認めるズボラっぷりで、面倒なこと、努力することは大の苦手。そんな漫画家・崎田ミナさんが、パートナーのKさんと共に、睡眠の質向上にチャレンジ。誰でも簡単に始められるちょっとした工夫を、漫画で紹介します。

ズボラさんでも今日からトライできます!


起き上がるのも辛いうつ状態を、ヨガなどで体を動かすことで、マイペースに改善したという崎田さん。そんな経験から心と体の健康に興味を持ち、様々な専門家を取材してきた崎田さんが、睡眠の質向上に役立つトピックスをシェア。睡眠のプロ・友野なおさんによるポイント解説も、ぜひ参考にして。

「食生活、深部体温、ストレッチ、寝室環境、睡眠ホルモンに分けてそれぞれいくつかメソッドを挙げていますが、どこから始めても、どれか一つだけやってみるのでもOK。それで違いを感じられたら、別なテクニックにもチャレンジしてみてくださいね」(崎田さん)

眠れないときはプロの手を借りる! 睡眠の悩み相談最新事情


ぐっすり眠れて翌朝はすっきりハッピー。そんな最高の眠りを実現するために、まずは寝具選びのプロと睡眠コンサルタントがいる注目スポットへ。いま崎田さんが抱えている睡眠の問題を分析し、解消します!

自分では気がつかない問題点が明らかに!


寝相が悪いのか起きると首や肩が凝っている、十分眠ったはずなのに朝疲れが残っている。そんな不調を感じた崎田さんとパートナーのKさん。こんなときは誰に相談すればいい!? とネットで検索した結果、オーダーメイドの寝具を作ってくれる『西川』と、睡眠専門クリニックに併設された『スリープショップ銀座』を発見。早速訪ねてみることに。

「日本橋西川などでは、タブレットで撮影した写真から体型データを分析し、一瞬で最適な枕の高さやフィットするマットレスを判定。測定後の寝試しでも、寝姿勢や寝返りのしやすさを確認して細かい調節をしてくれます。寝具はネットで買っていましたが、実際に試してみることが大事なんだと実感しました」

スリープショップ銀座では、日中や睡眠中の動きを計測する行動計を借りて1週間使用したあと、細かいカウンセリングを。

「測定結果とカウンセリング結果を分析し、問題点を洗い出してくれます。病気などより深い問題が隠れているかどうか、判断をするきっかけになるからありがたい! 日中運動不足だといくら睡眠時間が長くても質の良い睡眠が取れないと知って、旦那Kは大慌て。アロマやハーブティーなど睡眠の質改善に役立つグッズも販売していて、面白かったです」

※漫画内では、マスク着用を省略して描いています。

今回伺ったのはこちら日本橋西川スリープマスターが寝具選びをアドバイス。東京都中央区日本橋1‐4‐1 コレド日本橋B1 TEL:0120・543・443 11時〜20時(日・祝日〜19時)※変更の場合あり 不定休 西川のオーダーまくら¥27,500〜(測定込み)

スリープショップ銀座細かなカウンセリングで睡眠の問題解決をお手伝い。東京都中央区銀座3‐8‐10 銀座朝日ビル9F TEL:03・3535・0707 10時〜19時(土曜〜15時) 日・祝日休 スリープカウンセリングルーム¥1,100(行動計レンタル代)

目指せ快眠! 誰にでもできる生活改善


質の高い睡眠を目指すには、寝ている間だけでなく準備期間も大切。ここでは、食生活の観点から、快眠につながるヒントを探ります。

食生活を変えてみる


食事内容は、睡眠に関わるホルモンの合成に欠かせない、タンパク質とビタミンB6、糖質を重視。寝ている間に消化器官を休めるために、夕食やお酒のタイミングにも気をつけるべし。

もっと知りたい! 「食生活について」


快眠のサポートには“神経ビタミン”も必須。ビタミンB6と並んで睡眠に欠かせないとされる栄養素が、ビタミンB12。「ビタミンB12は別名“神経ビタミン”と呼ばれている、神経の安定に欠かせない栄養素です。自律神経の安定を助けて、睡眠に必要なホルモンの分泌を助けます。ビタミンB12はレバーやほうれん草、ブロッコリーに多く含まれています。睡眠の質が気になる人は、こういった食材を積極的に食べてみましょう」(友野なおさん)

揚げ物はいつもより早い時間に食べよう。いつもの夕食なら、眠る2〜3時間前に食べ終えればOK。「揚げ物やこってりしたお肉など消化に時間がかかる食事は、就寝の4〜5時間前に食べ終えましょう。お腹がすいて眠れない場合は、野菜スープ、おろし生姜と片栗粉をお湯で溶いたもの、納豆やピクルスなど、少量で満足感を得られるものを。また、冷たい食べ物は脳を覚醒させてしまうので、常温以上のものを食べるようにして」(友野さん)

“寝酒でよく眠れる”はウソ。百害あって一利なし!寝つきを良くするためにお酒を飲む人は要注意。「ほろ酔いだと眠く感じるので寝つきが良くなったように思いますが、実は血中アルコール濃度が下がると脳が覚醒し、眠りが浅くなります。私がヒアリングした方の中には、寝酒をすると明け方4時頃目が覚める、というケースが多数。また、寝酒を習慣にするとお酒がないと眠れなくなり、アルコール依存症のリスクが高くなります」(友野さん)

教えてくれた方…崎田ミナさん 漫画家、イラストレーター。長年悩まされてきたうつ病を、ヨガや生活習慣改善によって克服。その経験を漫画にした『自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ』(飛鳥新社)がベストセラーに。

監修してくれた方…友野なおさん 睡眠コンサルタント。日本睡眠学会、日本睡眠環境学会正会員。睡眠改善を通じて15kgの減量と重度のパニック障害を克服。著書に『ぐっすり眠れる不思議なぬり絵花の旅路』(西東社)など。

崎田ミナ『くう、ねる、うごく!体メンテ』 不摂生を脱して健康的な生活を送るべく、専門家に教えてもらった運動、食事、睡眠のコツを漫画でわかりやすくまとめた一冊。どのトピックから始めても大丈夫。面倒くさがりさんの間で、“これなら続けられる”と話題に。¥1,400(小社刊)

※『anan』2021年9月8日号より。イラスト・崎田ミナ 取材、文・風間裕美子

(by anan編集部)

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