「WC」だけではない! 知ってると超役立つ「海外のトイレ略語」

ふだん何気なく使っているカタカナ語や略語の由来など、外国語の雑学をご紹介。今回は、知らないと旅行先でかなり困るトイレ略語をピックアップ!

まずは、おなじみの「WC」


外出先や旅先などで、よく目にする「WC」。もちろん、トイレだという意味はわかりますが、なんの略かご存じですか?

WCの正式表記は…


正式表記は、water closetです!

直訳すると、「水洗式小部屋」。英和辞典には「水洗便所」と載っています。

water closetの由来はイギリス英語。イギリスでは、1810年に水洗トイレが都市で使われはじめ、1863年にはロンドンに下水道ができました。

現在、アメリカ英語圏ではあまり「WC」表記が使われていないようですが、ヨーロッパの公衆トイレでは健在。筆者が訪れた国では、例えばドイツやフランス、イタリアでも見たことがあります。

ちなみに、「WC」の発音は、「ダブリュ・シー」一択ではありません。現地のアルファベットにならい、ドイツであれば「ヴェー・ツェー」と読みます。

CRもトイレ!?


公衆トイレを表す英語は、restroomやbathroom、toilet、washroom、lavatory(=Lav)など英語圏でもさまざまな表記があります。これらの単語なら、とりあえず「トイレ」だと認識できそうですが、ひとつ難易度の高いトイレ略語をご紹介。

CR= comfort room

こちらはフィリピンで使われている言葉です。フィリピンでは英語も公用語になっているので、日常的に英語を使用。最近人気のオンライン英会話でも、フィリピン人の先生が活躍しています。

もし、フィリピンでトイレに行きたくなったら、Where is CR? を使ってみてください!

「H」「D」「M」「C」って、なんの略?


外国の旅先でWCやrestroomを探し回り、運よく見つけたとしても、さらなる難関が待ち受けているときがあります。それが、男女の区別。

新しい施設では、わかりやすいピクトグラム等になっていますが、例えばヨーロッパの古いレストランや地方の観光地に行くと、扉にそっけなく「H」「D」と単語の頭文字だけ記されていることも。急いでいるときこれらの表記に出会うと、絶望的な気持ちになります。いざというときのために、いくつか単語を確認しておきましょう!

ドイツ:Herren(男性用)、Damen(女性用)スペイン:Hombres/ Caballeros/Se?ores(男性用)、Mujeres/Damas/ Se?oras(女性用)フランス:Hommes/Messieurs(男性用)、Femmes/Mesdames(女性用)イタリア:Uomini/Signori(男性用)、Donne/Signore(女性用)フィンランド:Miehet(男性用)、Naiset(女性用)

トイレあれこれ…


ちなみに、ドイツのホテルなどではトイレ表示に数字の「00」が使われることもあり、はじめて出会うと戸惑います。

また、イギリス英語圏では、おもに話し言葉でトイレのことを「loo」といい、アメリカでは男子トイレのスラングとして「john」を使用。どちらも辞典に載っています。

お国によって、トイレ表示はさまざま。スラングもたくさんあるので、現地に行く前に調べておくと安心ですし、いろいろ発見があっておもしろいです。

以上、知らないとヤバいトイレ略語でした!

参考資料:『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)『ビジネス技術実用英語大辞典V6』(プロジェクトポトス)

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