【本命彼女あるある】好きな人が振り向く「愛され女性になれる簡単なコツ」

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、イケメンでもないのに彼女が絶えない29歳男性。三松先生が、彼がモテる理由と、好きな人と距離が縮まる会話テクを教えてくれます!

宗太郎(29歳)イケメンでもないのにモテオ。その理由は〇〇レス!?


【レスなひとびと】vol. 161

宗太郎は、特にイケメンってわけじゃない。ちょっと生え際は怪しいし、ずんぐり系。人気お笑い芸人の彼に似てる。

「宗太郎ってなんかイイよね。一緒にいると落ち着くし」

それが同僚からの評価だ。男女問わず人気者。社内の後輩と別れたかと思えば、友人の紹介からまたお付き合いがはじまったりと、彼女が絶えない。同僚のマイも、宗太郎をいいなと思っている女性のひとりだ。マイにも同棲中の彼氏はいるけど、最近マンネリ気味でなんだかなあの日々。

残業で宗太郎とふたりっきりになったときは、ちょっとだけ意識してしまう。近くに寄ると、お花の柔軟剤のいい香りなんかもして。フラワー男じゃん! でも、香りがいいだけじゃない。なんか……イイ。一体なんで?「なんかイイ」の正体が気になってくる。

「宗太郎、まだ仕事していくの?」

「マイこそ。最近帰り遅くないか」

「来週さ、例の大きなプレゼンがあって」

「ああ、そうだよね。ほんと、マイの準備を怠らないところ、すごいよ。俺なんかもう、今日は煮詰まっちゃって」

「え、じゃあさ、ちょっと飲みに行かない? わたしも実は少し気分転換したくて」

「ああ、いいよ。一通だけメール返してからいくから、待ってて」

とナチュラルにサシ飲みチャンスをゲット。

「いや〜〜〜〜、でもほんっと、最近彼にストレスしか感じてないもんっ。遅くに帰ってきて、がんばってごはん作っても、当たり前みたいに食べて、片付けもしないし」

ここで、彼氏の話を出さないで、がっつり狙いにいけばいいものの。そうできないのが、素直なマイ。乾杯の生ビールですぐに酔っ払って、彼氏の愚痴のオンパレード。

大体のメンズはこういう時「マイも何も言わないからだよ」とか「もう作らなきゃイイじゃん」とか返してくる。

でも、宗太郎は違った。

「会社でもきちんとしてるなとは思ってたけど、家でもそうなんだね。ほんと、がんばり屋さんで心配になっちゃうくらいだよ」

と全然マイのことを否定しない。

さっきの「最近帰り遅くない?」もそうだけど、いつもちゃんと見てるよ感がすごい。そのあと、メイク落とさないで寝ちゃう話とか、ひとりだとフライパンから直でごはん食べちゃう話とか、どんどん話しても全然否定してこない。

「いいじゃん、いいじゃん! そういうほうがいいわ。マンガみたいでかわいいしー」と返ってくる。

果ては、学生時代のピンサロバイト歴まで、うっかり話してしまっ…た。宗太郎は否定せず、全肯定。「そうだったの」と驚きつつも、ひいたそぶりはまったく見せず、「マイが出てきたら、おれ、ちょっと…通っちゃうかも。あ、これセクハラ発言? 社会的抹殺ワード?」と口元に笑みをうかべて視線をそらす。

なんだ、この絶妙な返し。否定言葉レスで全肯定しつつも、時々見せる男の子っぽさ。こりゃ、みんな好きになるわけだ。

うっかり終電を逃したふりをするマイであった。GOGO! マイ。

【三松さんからのコメント】

かっちょいいってわけでもないのに、なぜかモテる男、います。います。そういうメンズは女性の愚痴やオチのないグダ話を否定せず聞いて、相槌打ってくれませんか。

今回の宗太郎さんだってそう。否定レスです。

「女性が悩みを話すとき、解決策がほしいのではなく、ただ聞いてほしいだけ」という恋愛理論は聞きますよね。なぜ聞いてほしいだけなのかというと、解決策の提示には少なからず「否定」が入るから。「お前がダメだ」という雰囲気が入り込むと、思わず気分落ちして、壁を作りたくなる。

一方、宗太郎さんといる時は否定されない。そう思うといつのまにか心を許して、気づいたらあれもこれも話している。本音をさらけ出したくなる相手は、恋の対象になりやすい。他の人といるよりも居心地がよいのは間違いありませんから。

その上で、ただの友達ではなく「異性として見ていますよ」というスタンス。男と女を意識したセリフは、馴れ合いカップルになると消滅してしまうのです。

相手との距離を縮めるには、まずは否定せず、「どんなあなたでも受け止めます」という姿勢が大事。今日からだって真似できます。

「否定レス男が周りに見つからない場合、オノレが否定レス女になるのだ! あっという間にモテ女。試してみよ」

三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

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文・三松真由美

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