“君は他人だけど母さんは血が繋がっているもん”… 極度のマザコン夫がとった「まさかの行動」【前編】

結婚後に夫がマザコンであることが発覚し、愕然とする女性も決して少なくないようです。今回は、近居をきっかけに夫のマザコンが判明し、夫婦関係に大きな亀裂が入ったという女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。

結婚2年目に夫のマザコンが発覚…!


30代半ばの美花さん(仮名)は、10歳年上の夫と結婚。そして結婚して2年目の頃、夫のマザコンが発覚したと言います。

きっかけは、夫の母親との近居に踏み切ったことだったそう。

「夫の両親は夫が中学生の頃に離婚をしていて、それ以来、夫は母親のもとで育てられました。

一人っ子だからなのか夫はずっと一人暮らしはせずに実家で暮らしていたんです。“母親をとても大事にしている人”という印象はあったのですが、まさか重度のマザコンだとは思っていなかったので驚きましたね。

義母が『一人暮らしは寂しい』と言い出したことを機に、結婚2年目に義母が住む街へと私たちが引っ越したのですが、それが悪夢の始まりになりました」

近居を始めてまもなく、夫は家に帰るよりも先に義母の家に帰って食事をし、それから家に寝に帰ってくるという生活が始まったそう。

最初のうちは「母親のことが心配なのだろう」と美花さんは何も言わずに夫の行動を見守ったそうですが、それが何か月も続いたことで「さすがにおかしい」と思い、夫にそのことを指摘したとのこと。

すると、夫からは驚きの答えが返ってきたと言います。

「だんだんと義母の家に夫が入り浸る時間が長くなり、半年もした頃には私に何も言わずに実家に泊まって帰ってくることが増えました。休日も私とではなく義母と二人で出かけてしまうこともありましたね。

そこで、夫に『なぜ家庭よりも実家を大事にするの?』と尋ねたところ、夫から『そんなの当たり前じゃん。君は他人だけど母さんは血が繋がっているもん』と私を突き放すような答えが返ってきたんです…」

マザコンであることに開き直る夫… まるで一人暮らし状態の妻


何度か話し合いをしたものの、夫から返ってくる返事はいつも同じ。次第に夫との価値観の違いを痛感し、「これは話し合いをしても無駄だ」と脱力したという美花さん。

そのうちに、夫は自宅に戻ってくる日がどんどんと減り、ほとんど義母の家で生活を送るようになってしまったそうです。

「まるで私は一人暮らしをしているかのような状態でしたね。もともと共働きで、生活費は折半というルールにしていたのですが、そのうちに夫からは生活費すらも渡してもらえなくなりました。

これについても私から夫に文句を言ったのですが、『母さんの家で世話になっているから、生活費は母さんに渡すのが筋だろ』という夫の言い分を聞き入れる形で、私が譲歩しました」

そんな生活を1年ほど続けたある日、美花さんは友人に今の夫婦状況を相談しました。そこで美花さんの生活を心配した友人からアドバイスを受け、美花さんはその友人の言葉で目が覚めたとのこと。

夫婦関係に影響が生じるほどのマザコンが判明すると、妻としてはどうしていいのかわからなくなりますよね。義母を大切に思いやることと、妻よりも義母を優先し、毎日一緒に過ごすことは別の話なはず。

美花さんのように夫のマザコンが結婚後に判明し苦労する女性は、意外と少なくないのかもしれません。交際中に見抜くにも限度があるテーマなだけに、結婚後に発覚し、苦慮する妻も少なくないのが現実のようです。

©ShutterOK/yellowpicturestudio/gettyimages

文・並木まき

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