即別れて大正解! 秒でドン引き「ベッド上で彼が放った衝撃的な言葉」

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、月経痛が酷い31歳女性。さんざん悩んでピルを服用し始めた彼女に、彼が言った衝撃的なセリフとは…。三松先生が、付き合うと後悔するダメ彼の特徴を教えてくれます。

みつほ(31歳)月経痛レスなカラダを手に入れたのは、自分のためなのに!


【レスなひとびと】vol. 174

「は〜。なんで毎月出血するんだ。ほんっと、憂うつになる」

トイレでみつほはため息をつく。なんで望みもしないのに毎月毎月、血が出てくるんだろ。腹痛も腰痛も頭痛もひどいし、気分は落ち込む。下着の洗濯も大変だし、寝る時シーツ汚したこともあるし。デートのとき、臭いも気になるし。

本当に嫌なことしかない。

<生理 なくす>や<子宮 いらない>と検索もしたこともある。

あまりに生理痛がつらいので、ピルをもらおうと婦人科に行き検査を受けた。検査結果に異常はなかったけれど、血圧の関係で血栓のリスクが高く、普通のピルは処方できないと言われる。

どうしようもないのか…とため息。

そのあと比較的血栓のリスクが低い「ミニピル」というのがあると説明を受けた。服用で、生理がなくなる人もいるのだという。処方してもらえるピルは病院によっていろいろあるらしいけれど。

みつほは速攻で決断。

「それにします」

さっそく、服用開始。最初こそ不正出血があったが、しばらくすると、嘘みたいに生理痛はなくなった。

もともと自分のカラダの管理は自分でしたいタイプ。だから彼氏の淳には、ピルを服用しはじめたことを言うつもりがなかった。でもある日、あまりにもうれしくて、言ってしまった。

「最近ピル飲み始めたら、生理がなくなってさ。いや、ほんと楽だわ」

「えっ、そうなんだ、知らなかった」

最初こそ淳はそう言ったものの。数日後、淳の家。抱き合っていると、淳がみつほの顔色をうかがうようにして、聞いてきた。

「ねえ、ピル飲み始めたってことは、付けないでしていいってこと? 俺、うれしい」

その瞬間、なんだか目の前の淳がめちゃくちゃアホな生き物に見えてしまった。

みつほは、毎月の憂うつに真剣に悩み、それを少しでも軽減するためにピルを服用しはじめた。それなのに淳は、みつほがピルを飲み始めたのをラッキーだと思っている。そのうえ、なかば自分のためだと喜んでいるように見える。

散々悩んで、勉強して、クリニックを検索して。しかもミニピルは規則正しく飲まないとと釘を刺された。手間をかけて、お金を払って、飲む時間を気にするストレスも増えた…なにも考えていない淳がそれに“タダ乗り”しようとしてくる。

なんなんだ、こいつは一体。

最初の「えっ、そうなんだ、知らなかった」は百歩譲って許す。ピルについて、知識として知らなかったのかもしれないから。でも、そのあと数日あったはずだ。ピルについて調べる時間だってある。本当にみつほのことを大切に思っているのであれば、そうするだろう。

そして、次のデートで話題にあげるならば、まず「なぜピルを飲み始めたのか」と聞くべきじゃないか。

「あんたのためじゃないから」

驚くほど、冷たい声が出た。服を着て、淳の家を出る。一瞬で彼氏レスになった。でも、淳みたいな彼氏なら、いないほうがしあわせなんじゃね?

【三松さんからのコメント】

みつほさん、別れて正解です。花まる選択肢。パートナーとは、お互いが笑顔で健康でいられるよう意思疎通しておくのが理想よ。相手のカラダ、健康状態、メンタルのことを気にかけず、自分のメリットばかりを考える淳さんとは、付き合い続けてもいずれ疲れてしまうでしょう。

日本では、ピルを服用している女性は全体の2.9パーセントと言われています。おそらく増えていくことでしょう。フェムテックの波が到来してきています。フェムテックとは、女性の健康とテクノロジーをかけ合わせた言葉で、女性特有の悩み、まさに月経痛やPMS、妊娠、SEXのトラブルについて改善予防しようとする環境を整えようという動き。

男性の皆さんは、月経痛や不妊問題、ピルについての基礎的なことを知っておく必要があります。

月経があまりにつらいときは、ガマンせず婦人科を受診してください。みつほさんは幸い、異常がありませんでしたが、病気が見つかって治療や手術をした女性の話はたくさん聞いています。

自分のカラダなのに、思うようにいかないことは多いですよね。痛みや、ブルーな気分はコントロールできないものです。きちんと向き合って、どうにか改善しようとするみつほさんは素敵です。

次に出会う人は、そんなみつほさんをきちんと大切にする、フェムテックのことも一緒に学んでくれる素敵なパートナーでありますように!

三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

©EmirMemedovski/Gettyimages

文・三松真由美

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