「家計簿アプリ、おすすめは?」お金の教科書vol.4 #リアルボイス

毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか? 「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず! “お金初心者”3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「家計簿アプリ、おすすめは?」です。

家計簿アプリ、おすすめは?


和田由貴さん 節約アドバイザー。消費生活や家電製品、食生活など、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。“節約は、無理をしないで楽しく!”をモットーに、快適と節約を両立したスマートな節約術を提唱。

貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員) 年収は手取りで約450万円。都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。

家計を“見える化”して毎月のお金の流れを把握。


未知子:そんなにたくさん使っている自覚はないのに、なぜかお金が貯まらないんです。

和田:家計管理で何より大切なのは、まず収支を把握することです。家計を“見える化”すれば無駄な出費や散財のクセがわかるので、節約や貯蓄計画など、お金の見通しが立てやすくなりますよ。

未知子:言われてみれば、恥ずかしながら、毎月のお金の流れをまったく把握していないかも!

和田:そういう場合、無自覚にお金を使っているので使途不明金が多いはず。無駄を洗い出してライフスタイルを見直し、自分に適した家計管理をするための目安になるのが家計簿です。

未知子:家計簿、つけたことはありますが結局続かなくて……。

和田:そんな人には家計簿アプリがおすすめ! スマホを触るついでに出費を入力したり、項目を整理できるからつけ忘れを防ぐことができ、楽に継続できます。電子マネーとの連携など、無料でも十分使える機能を備えたものが多いので、合うものを探してみて。

記録&見直しで、家計を正常化しよう!


未知子:つけ始めてから、どれぐらい継続すればいいですか?

和田:まずは最低2か月を目安に。それだけでも家計の無駄や、散財につながる習慣を洗い出せるはずです。コンビニやドラッグストアでの“ついで買い”が見えてきて、驚く人は多いですよ。

未知子:心当たり、あります…(汗)。きっとチリツモですよね。

和田:なんとなく目についたものや気になったものを買ってしまう、といった無意識の行動を見直すだけで大きな節約に。

未知子:項目分けで悩むことが多いのですが、気をつけた方がいいことはありますか?

和田:食費は人によって内訳が異なるうえ、メスが入れやすい項目です。お酒やスイーツが好きでよく買うのであれば、食材を購入する食費とは別に。誰かと外食する機会が多い場合は交際費に分類するなど、自分の嗜好やライフスタイルに合わせて費目を分けて計上するようにして。

未知子:なるほど! そうすれば節約ポイントが見えてきそう。

和田:がんばって1年続けると長期的なお金の流れが見えてくるようになるので、資産形成など将来的なお金の見通しが立てやすくなりますよ。給料日などに、定期的に家計簿を見直すことも大切です。

未知子:そうすれば、貯まる体質になれる! ということですね。まずは2か月、がんばります!!

おすすめ家計簿アプリ4選


初心者向け


シンプルな機能で、家計簿に苦手意識がある人にも使いやすいアプリ。おこづかい帳のような感覚で使え、日々の細かな出費を管理するのにぴったり。

【らくな家計簿】カスタマイズすれば理想の家計簿に。支出・収入の分類や資産項目など、自由にカスタマイズできるのが魅力。シンプルなデザイン・機能に特化しながらも、複式簿記にも対応する。音声やパソコン経由など入力方法も多様で、使い勝手のよさを追求。

【2秒家計簿 おカネレコ】オフラインでも使えて“2秒”で出費を記録。初期設定なしで始められるうえ、入力操作が簡単。グラフやカレンダーなどお金の流れを把握しやすい設計もポイント。月額¥280〜のクラウド会員は、レシート読み取りや口座連携などアプリならではの機能も。

中〜上級者向け


銀行口座やクレジットカード、証券口座などとの連携もスムーズ。家計の流れを把握するだけでなく、貯蓄や資産管理まで一括できる多機能アプリ。

【マネーフォワード ME】家計の収支把握だけでなく資産管理まで一括化。レシート読み取りやクレカ連携など、基本的機能を網羅。銀行口座や証券口座など提携先が豊富で、資産管理もスムーズ。1年以上前のデータ振り返りや家計レポートが追加されるプレミアムプランは月額¥500。

【Zaim】レシート読み取り、自動入力機能も搭載。アプリでつけた家計簿を印刷できる「ふりかえりプリント」機能など、デジタルと紙の家計簿両方の利点を併用することが可能。生涯家計のシミュレーションなどができるプレミアム会員は月額¥440〜。Web版も。

家計簿アプリでお金の流れを把握して節約&貯まる体質に!最初はざっくり、慣れたら細かく記録するのが継続のコツ。家計簿アプリで生活費のなかの無駄な出費を見直したら、それをもとに資産運用や貯蓄の計画が立てやすく。まずは月にどのくらいの余力があるのかを把握して!

次回は、2318号(10月5日発売)掲載予定です!

※『anan』2022年9月28日号より。イラスト・小迎裕美子 取材、文・宮尾仁美

(by anan編集部)

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