夏野菜といえばどれ?【心理テスト】答えでわかる「心の夏バテ度」と自律神経の整え方
2023年08月19日 20時00分ananweb
お盆休み、久々の人に会ったりして逆に疲れが増してしまったというかたもいれば、逆に休みが楽しすぎて仕事が憂うつでたまらないというかたもいると思います。どちらも、精神的に心が疲れているのではないでしょうか。心理テストで、今のあなたのメンタル疲労度を診断しましょう。メンタルと深い関係がある自律神経を整える呼吸法も併せて紹介します。
メンタル疲労度がわかる
肉体的な疲労は感じやすいですが、メンタルの疲労はいつの間にか蓄積してしまい、極限に達するまで気がつかないことが多々あります。人気占い師・心理テストクリエイターの脇田尚揮さんによる心理テストで、今のあなたの「メンタル疲労度」を診断しましょう。
Q.夏野菜と言えば、あなたは何をイメージしますか? 次のうち、最も近いものを選んで下さい。
A:ピーマンB:トマトC:きゅうりD:なす
あなたはどれを選びましたか? さっそく結果を見てみましょう。
A:「ピーマン」を選んだあなた……メンタルの疲労度35%
あなたは、負けず嫌いな性格をしているようです。ライバルと切磋琢磨する関係は適度な刺激があり成長できますが、あまりに意識しすぎるとメンタルが疲労してしまうことも。そんなあなたのメンタル疲労度は35%。勝敗にこだわりすぎて、負けたときに必要以上にイライラすること自体、心にも体にもストレスになってしまいます。穏やかな気持ちを忘れないようにしてください。
B:「トマト」を選んだあなた……メンタルの疲労度20%
あなたは好奇心旺盛なタイプ。刺激を求めた結果、特定のものに対して異常にのめり込むことも多いかもしれません。そんなあなたのメンタル疲労度は20%と低め。いつも肩ひじ張らず生きているあなたを、羨ましいと感じる人もいるはずです。好奇心に加えて冷静な心を持つようにすれば、よりストレスなく過ごせるでしょう。
C:「きゅうり」を選んだあなた……メンタルの疲労度75%
あなたは自分の世界に引きこもることが多いのでは? 人付き合いそのものを苦痛に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。そんなあなたのメンタル疲労度は75%とかなり高め。たとえ人間関係が苦手でも、あまり気負い過ぎず、にこやかに周囲と接してみてください。きっと心がラクになるはずです。
D:「なす」を選んだあなた……メンタルの疲労度90%
あなたは心配性で、ちょっとしたことで不安を感じてしまうタイプと言えます。それが行き過ぎると、ネガティブな色眼鏡を介して世の中を見てしまうこともあり、すべての物事がストレスの要因になる可能性が。そんなあなたのメンタル疲労度は90%とかなり危険。人生を楽しみたいなら、不安ばかりに目を向けず、ある程度の楽観思考が必要かもしれません。
脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。
©R-DESIGN/gettyimages
※ 文・脇田尚揮※ 2022年8月25日配信
【シーン別】自律神経を整える呼吸法
自律神経とは、呼吸や消化器官、体温調節など、全身の機能を司る神経のこと。おもに日中に行動を活発化する交感神経と、おもに日が暮れる頃から優位になり体をリラックスさせる副交感神経の2つがあります。自律神経が正常に働いていれば、顆粒球とリンパ球もしっかり働き、病気などにもかかりにくくなるといわれています。医学博士の根来秀行先生に自律神経を整える呼吸法を教えてもらいました。
ベースの呼吸法
副交感神経のスイッチを入れる呼吸法。「吐く息を長く」を意識すればよいだけなので、気がついたときにこまめに行って、疲労を軽減しよう。
HOW TO1、鼻から軽く息を吐く。2、お腹をふくらませながら、ゆっくりと4秒間かけて鼻から息を吸う。お腹が数cmふくらむようにしっかりと息を吸い込んで。慣れないうちは、おへその上に手を当てて確認しながら行おう。3、お腹を絞るようなイメージでへこませながら、鼻からゆっくりと8秒間かけて息を吐く。
2と3を落ち着くまで続けよう。
ストレスを感じたとき…4・4・8呼吸法
不安やストレスを感じたときに交感神経が優位になるのを食い止める呼吸法。心拍数や血圧の上昇を防ぎ、頭もスッキリ!
HOW TO1、楽な姿勢で椅子に座り、おへその上に軽く手を置く。2、2~3回、腹式呼吸をし、息を吐ききる。3、4秒かけて息を吸う。4、4秒、息を止める。5、お腹を絞るようなイメージで8秒かけて息を吐く。
3~5を4回繰り返す。
睡眠が浅いとき…マインドフルネス呼吸法
雑念を払い、「吸って、吐いて」に集中することで、脳を休めてクリアな状態に。睡眠中に目が覚めてしまったときなどにもおすすめ。
HOW TO1、背筋を伸ばして座る。2、目を閉じて、体の感覚に意識を向ける。3、呼吸をコントロールしないで、あるがままに息をしながら空気の出入りや胸・お腹の動きなどの感覚を意識する。4、雑念がわいてくるのは当然と考えてとらわれず、すぐに切り上げ、呼吸に注意を戻す。全身で呼吸をするイメージで、体全体に意識を広げる。
集中力を保ちながらリラックスしたいとき…5・5呼吸法
脈拍や血圧を下げるので、ストレスによるパニックに陥ったときにも役立つ呼吸法。浅い呼吸を正すことで全身の細胞に酸素を届けられる。
HOW TO1、楽な姿勢で座る。2、ゆっくりと息を吐ききる。3、5秒間、息を止める。4、お腹をふくらませながら5秒で息を吸う。5、5秒間、息を止める。6、お腹をへこませながら5秒でゆっくりと息を吐く。
3~6を5回程度、繰り返す。
根来秀行先生 医師、医学博士。ハーバード&ソルボンヌ大学客員教授。著書は『ハーバード&ソルボンヌ大学 Dr.根来が教える ストレス リセット呼吸術』(KADOKAWA)など。
※ 『anan』2023年3月29日号より。イラスト・岡田 丈 取材、文・古屋美枝(by anan編集部)※ 2023年3月26日配信
メンタル疲労はこまめに解消しよう!
メンタル疲労は、気がつきにくい分こまめに解消することが大切です。今回紹介した呼吸法を始め、自分にあったストレス解消法などをみつけ、肉体的にも精神的にも元気に過ごしたいですね。
まとめ構成・小田原みみ
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