条件を3つに絞って! AI時代の恋愛&相手の見つけ方

自分らしい幸せのためには、どんなスタンスで恋愛と向き合っていくべきなのか。各分野で活躍する3名の方にそのヒントを伺いました。幸せな恋のつかみ方って?

今の自分はどういう恋愛をしたいか、考えて。(牛窪 恵さん 世代・トレンド評論家)


相手のスペックよりも価値観が合うかどうかを重視する、そんな風潮が30代以下の世代に顕著です。AIやビッグデータを利用したマッチングアプリなどが普及して、今までは年収などスペックでしか相手を探しにくかったのが、相性がいい相手とも自動的に知り合えるようになった。価値観を重視する需要も満たせるようになったのです。

一方で、意外と見落としがちなのが「自分をよく知る」ということ。例えば、「特に相手に求めるものはない。普通の人ならいい」と言う人をよく見かけますが、「普通」の条件を深掘りしてみると、実際は「清潔感」や「体型」など7つくらいの条件が次々出てきます。

自分自身がどんな人を求めているのか、どんな恋愛を楽しみたいのか。そこを掘り下げて条件を3つぐらいに絞ることが大切。そのためにも、まず自分をよく知る必要があります。

その上で、自分のことを後押ししてくれる存在を見つけましょう。恋愛を損得で冷静に判断する人が多い時代。ともすると、リスクばかりを考えて恋愛に及び腰になりがちです。その時、家族でもカウンセラーでも、占いでも、とにかく自分の決断を肯定してくれる存在があると、より恋愛に積極的になれるはずです。

正解や決まりはない。心地よい恋のカタチを自由に選ぶべき。(鶴岡李咲さん 恋愛心理カウンセラー)


人生にはそれぞれステージがあります。恋愛に夢中になるステージ、趣味に没頭するステージ、仕事に打ち込むステージ…。私がカウンセリングする中でも、推しのアイドル一筋で幸せを感じていたのに、急に現実の恋愛にハマっていった方がいたりと、ずっと同じステージを大切にするという人はなかなかいません。

ステージごとに大切なものの優先順位は変わっていいし、今は恋愛以外にも充実感を味わえる選択肢はたくさんあります。恋愛を楽しみたいときだけ、楽しめばいいのではないでしょうか。

また、これからは恋愛において女性の主体性がより高まるはず。根底には、「男性がリードするべき」「女性から誘うのは恥ずかしい」といった価値観が薄れてきたことがあります。今までの“当たり前”に流されるのではなく、自分はどうしたいのか、受け身ではなく女性のほうから主体的に行動していくことが大切になってきます。 1人にコミットして深く付き合う人もいれば、複数の相手とデートを楽しむ中で合う相手を見つける人もいます。女性が家庭にいることを選ぶカップルもいれば、それぞれ仕事で活躍するカップルも。両者が心地よく感じる、恋愛のカタチを自由に探っていきましょう。

恋愛するときに、ゴールを設定する必要はありません。(若村菜摘さん AbemaTVプロジェクトマネージャー)


今まで出会うはずのなかった人と出会うかもしれない。それが今の時代における恋愛の一番の特徴だと考えています。SNSやアプリなどオンラインで知り合うのはもう当然のこと。私が手掛けている恋愛リアリティショーの若い世代の出演者にもそういう意識がありますし、視聴者の反響からもそう感じます。

可能性が広がっているという意味では、恋愛=結婚ではないという価値観も浸透してきているのではないでしょうか。以前は結婚を見据えて、経済的な安心感などが重要視されていました。現在では、徐々に女性が長く働けるようになったり、必ずしも結婚しなくていい、という考えが生まれてきています。そんな中で、恋愛には精神的な安心感が求められるようになっている印象がありますね。

選択肢が広がっているこの時代だからこそ、「この人と何年か付き合って結婚したい」といったゴールを決めた恋愛スタンスはもったいない気がしています。ゴールばかり見ていると、一緒にいる相手のことがだんだん見えなくなってしまう。将来のことを考えすぎて、パートナーの粗ばかり探してしまう危険性もあります。それより今を楽しんで生きるほうが、好きな人との恋愛を楽しめるし、自分自身も幸せを感じられると思います。

うしくぼ・めぐみ 世代・トレンド評論家。マーケティング会社の代表を務めるほかコメンテーターとしても活躍。最新刊に共著『なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?』(光文社)。

つるおか・りさ 恋愛心理カウンセラー。恋愛ノウハウをレクチャーする「Real me」などを主宰。著書に『マッチングアプリで運命も超える理想の彼と結ばれる』(大和書房)など。

わかむら・なつみ AbemaTVプロジェクトマネージャー。AbemaTVで放送中の恋愛リアリティショー『恋する 週末ホームステイ』や『いきなりフォーリンラブ』を担当。

※『anan』2020年2月19日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 撮影協力・UTUWA

(by anan編集部)

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