【診断リスト】20〜40代の日本人女性約9割が鉄不足…特徴的な症状とは?

「貧血じゃないから鉄は足りている」と思っていませんか? 実は、昨今の研究では、「貧血じゃなくても鉄欠乏」という人が急増中! 鉄欠乏チェックリストで確かめて。

鉄が足りていない女性はanan世代の約9割!


「体の不調の原因となる栄養不足の中でも、特に女性が注意しなければならないのが“鉄欠乏”です。一般的に、鉄分が不足する=貧血と思われがちですが、実際には貧血でなくても、体全体の鉄分量が足りていないケースは多く、20〜40代の日本人女性の約9割が鉄欠乏だといわれているほど。つまり、生理のある女性は鉄欠乏だと考えたほうがよいでしょう」(精神科医、漢方医・奥平智之先生)

奥平先生によると、鉄欠乏かどうかを判断するには、血中のヘモグロビン値ではなく、体全体の鉄の貯蔵量を示す「フェリチン」の値を見る必要があるそう。では、貧血の自覚症状がない場合、どのように見分ければいい?

「鉄欠乏に特徴的な症状はさまざまあるので、まずはチェックリストで自分に当てはまるものがないか調べてみてください。4つ以上当てはまれば黄色信号、6つ以上は赤信号です。鉄欠乏が疑われる場合は、普段の食生活を見直すことが第一。また体が鉄分の吸収や利用を阻害する炎症を抱えている可能性もあるので、しっかりと原因を見極める必要があります」

鉄欠乏チェックリスト


6つ以上は赤信号! 鉄欠乏度をセルフ診断。


飴や氷など硬いものを噛みたくなる。 爪に丸みが少ない、割れやすい、柔らかいなどの症状がある。 疲れやすく、軽い運動でも動悸・息切れがする。 冷え症だ。 抜け毛が気になる。 のどに不快感があったり、飲み込みにくいと感じる。 頭痛もち、もしくは、頭が重い、めまい・立ちくらみなどの症状がある。 イライラしやすい。 アザができやすい。 歯ぐきから出血しやすい。 生理前に不調になったり、生理痛がひどい。 生理や痔、鼻血など、出血量が多い。 食が細い。肉・魚をあまり食べない。 出産経験がある。 脚がむずむずする、落ち着きがない。

奥平智之先生 医療法人山口病院副院長 精神科医・漢方医。「日本栄養精神医学研究会」会長。“メンタルヘルスは食事から”をモットーに栄養学や東洋医学を取り入れた臨床を行っている。『マンガでわかる 食べてうつぬけ 鉄欠乏女子救出ガイド』(主婦の友社)など著書多数。

※『anan』2020年4月29日号より。イラスト・石山さやか 取材、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)

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