【もふねこ教授のツボ押し講座】免疫力up⁉ 押すだけで「アレの調子が良くなる」ニャー!

今回は2020年特に知りたい「免疫力アップ」につながるかもしれない!? ツボを教えていただきます。丁寧なツボの場所と押し方(ここ重要)が、もふねこ教授ならでは! 東洋医学を専門としているもふねこ教授に詳しく講義していただきます。あなたのお悩み、ツボで解決! 

文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ

【もふねこ教授の肉球ツボ講座】vol. 3

免疫力アップのツボなんてありますか?


どーも、もふねこ教授です、香箱座りでひなたぼっこは最高だニャー。でも、苦手な冬がもうそこまで来てしまいました。寒いと風邪をひきがちですよね。特に今年は新型コロナにも気をつけねば。えっ何?「免疫力をアップするツボを教えてください」ですと?

免疫力アップねぇ……。わたしはこの言葉を聞くと猫ダッシュで逃げ出したくなります。医療の第一線でがんばってる医療従事ネコたちは、この言葉には寄りつかないニャ。免疫のしくみは複雑で、ウイルスや細菌の攻撃手段もいろいろ。それなのに、生活態度を改善しないでサプリやツボだけで免疫力アップなんてっ、あまいニャーーーーッ(怒)!!

足の三里のツボで胃腸をサポート


からだの免疫力をアップさせてどんな病原体にも打ち勝つなんて、そんなに簡単じゃないです。まずは毎日偏りのない食事、じゅうぶんな睡眠、適度な運動、そしてストレスの軽減が大切。だけどネコの世もヒトの世も、ストレスから逃れるのはとってもむずかしい。せめて足の三里(あしのさんり)のツボを押して胃腸の消化吸収力を保ちましょう。

膝蓋骨(膝のおさら)の下端から、むこうずねの骨に沿って下へ5〜7センチ、外側へ約3センチ、足首をそらすと盛り上がる筋肉(前けいこつ筋)のところにあるのが足の三里です。このツボは昔から健康保持増進のためにお灸をすえていた場所です。ほら、松尾芭蕉の『奥の細道』の冒頭で、旅の準備をしながら、「ももひきの破れをつづり、笠の緒付け替へて、三里に灸据うるより、松島の月まづ心にかかりて……」って書いてあるでしょ? それがこのツボです。

このツボは右を押すときは左の親指で、左を押すときは右の親指でギューッと押し込むと、足のほうに向かってズーンと鈍い感覚が伝わります。5秒押して5秒休んで、また押して、次は反対側を押して……それを何回か繰り返しましょう。足の三里を押さえると、胃のあたりでグーッとかゴニョゴニョとか音がする人がけっこういるはずですよ。誰かに押してもらったほうが反応はよくわかります。お腹が鳴ったらしっかり食べられるから栄養もとれて、ぐっすり眠れて、ストレスも軽減するかも。そしたら結果的に風邪もひきにくくなるかもしれませんね。

まずは感染経路を断つ手洗いとマスクを


でもね、感染予防したいなら第一に感染経路を断つことが重要なんです。石けんで手洗い、みんなでマスク、しっかり換気をして、ウイルスや細菌を目・鼻・口に運ばない、もらわない、あげない。これが着実に感染予防の効果を得られる基本条件です。

さて、もうしばらくひなたぼっこをしますから、今日はこのへんで。寒い思いをしないのが一番。ひなたぼっこは免疫力がアップするニャ……あっ、「免疫力アップ」って言っちゃった。じゃぁまたニャーー!

もふねこ教授 プロフィール某大学で東洋医学を担当しているリアル教授。実はキャリアも知名度も抜群。

犬養ヒロ プロフィール漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。

「マンガ 鍼灸臨床インシデント 覚えておきたい事故防止の知識」/医道の日本社

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