妊娠中に彼の裏切りが発覚… 「人生のどん底にいた女性」を待ち受けていた“予想外の展開”とは

誰しも、人生に紆余曲折はあるでしょう。なかには、どん底のように感じる時期を経験することもあるかもしれません。今回ご紹介するアカリさん(29歳・仮名)は、3年ほど前にそんな最悪な状況を迎えていました。しかし、そこで出会ったひとりの男性に救われて、前向きに生きることができたんだそう。それでは、彼女の“彼との出会いから今に至るまでのエピソード”をお聞きしましたので、ご紹介します。

どん底の状況とは?


「私には2年間付き合った彼氏がいました。彼はバツ1でしたが、前の奥さんとの間に子どもはおらず、彼とは将来を見据えた交際をしていました。

そんななか、私が彼の子どもを妊娠したことが発覚。

すぐに一緒に住もうという話になり、不動産屋を回って家を決め、いよいよ契約というときでした。書類の提出などでバレると思ったのか、このタイミングで彼が“実は……”と切り出し、“まだ妻と別れていないんだ……”と言ってきたんです。

つまり、そもそも彼は離婚などしておらず、私はずっと彼に裏切られていたということ。すでに彼のことは私の両親にも紹介していて、当時はあまりのことに愕然とするしかありませんでした……。

その後は、彼と別れ、お腹の中にいた子どもをおろしました。新居の契約も破棄したのですが、そのとき既に私は住んでいるマンションを解約していたので、実家に戻ることしかできませんでした」

別れたあとは?


「実家に戻ったのはいいものの、親は私のことを憐れむばかりで……。まるで、腫れものに触るような状態でしたね。あまりにも惨めに感じられて、友だちにも相談することはできませんでした。一連の出来事を自分のなかで抱え込んで、苦しくて、人生を諦めかけたこともあります。

ただ、友だちには、“いろいろあって彼と別れた”とだけ伝えていました。すると、あるとき友だちに飲み会に誘われたんです。気が滅入ってはいたものの、実家に居づらいこともあり、とりあえず参加してみることにしました」

救ってくれた男性との出会いは?


「その飲み会で、私より4つ年上のシロウさん(仮名)と出会いました。シロウさんは、もともとは映像関係の仕事をしていて、映画監督を目指していたそうですが、挫折。物流の会社で営業をしていました。

飲み会後は、そのグループで何度か遊びに行ったんです。シロウさんとも少しずつ距離が縮まり、やがて2人で食事に行くように。そこで、彼から私に好意があることを告げられたんですが、その思いには応えられないと返しました。

本当は、その時に前の恋愛のことを話そうと思ったんですが、言葉が出ませんでした。そのときは、理由をあやふやにして、シロウさんとの話を終えました」

どうやって立ち直った?


「シロウさんからの告白は断ったものの、飲み会の時のグループで集まったり、その流れで他のメンバーと一緒にシロウさんとも飲みに行くことは何度かあったんです。そして、私は誕生日を迎えました。

すると誕生日に、シロウさんから動画が送られてきたんです。そういえば、シロウさんがよくスマホで動画を撮影していたのを思い出しました。動画は、それをつなぎ合わせ、編集したものでした。

私が好きだと伝えていた曲をBGMにした、5分ほどの動画です。そして最後に、“Happy birthday”と締められていました。それを見ると、涙が溢れ出てしまって……。自分はこんなに素敵な人たちに囲まれているんだと実感しました。

それを気付かせてくれたシロウさんには、過去のことも含め気持ちをすべて伝えたんです。すると、彼はすべてを受け入れてくれました。今となっては、彼のすすめてくれる映画を、部屋で2人で見るのが楽しみです」

彼にどん底から救ってもらったアカリさんのエピソードをご紹介しました。

辛いときは、考えもネガティブになることが多いでしょう。そんなときは落ち込むことが多いかもしれませんが、辛い経験をしたからこそ、人の温もりを強く感じられるはず。また、今回紹介した事例のように、その先にいい出会いが待っている可能性もあります。どんなときも、望みを捨てずに歩んでいきたいものですね。

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文・塚田牧夫

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