次期総理候補の「カネと本性」黒塗り身上書(4)夫が元反社認定を受け…

野田聖子

 その高市氏に「女性初の総理」を奪われそうなのが野田聖子幹事長代行(61)。

「前向きに推薦人を集めていますが、もはや記念出馬になりそうです。今年4月、『週刊新潮』との裁判で、夫が元ヤクザであることが認定されてしまい、永田町では完全に『総理はNG』との烙印が押された。そもそもは18年の自民党総裁選の前に週刊誌に報じられたことがきっかけだが、警察庁の極秘データベースの記録から元暴力団員と判明しただけに、野田氏は『晋ちゃんにやられた』とコボしている。いずれにしても今回がラストチャンスになります」(自民党幹部)

 一方、5度目の総裁選となる石破茂元幹事長は出馬を見送り、河野氏の支援に回ることに。

「石破派に所属する議員は17人。推薦人の20人に足らないが、それでも二階氏に頭を下げ、人数だけは確保できていた。しかし、実は自前の派閥自体が割れていたのです。一部の議員が鮮明に河野支持を打ち出し、このまま出馬すれば、派閥は二階派に吸収される恐れが出てきた。そこで河野氏の後方支援に回る案が出たのだが、たとえ選挙協力しても、河野内閣で石破氏が主要閣僚に返り咲く可能性は低い。そのため出馬しても地獄、不出馬でも地獄。もはや石破派は空中分解寸前の危機的状況に陥っている」(政治部デスク)

 結局、岸田氏、河野氏、高市氏の3人を軸にした総裁選になりそうだが、

「爆弾もある河野氏は、当選回数の少ない若手からは来る衆院総選挙の顔として総裁就任を熱望されている。一方で、安倍・麻生はいまだ党内で権勢を維持。河野総裁で一気に代替わりが進むかが注目です」(政治部デスク)

 29日投開票の自民党総裁選。果たしてコロナ共生時代にリーダーシップを発揮できる強い宰相は生まれるか。

<総裁選候補のウラ人物像>

岸田文雄(64)主要ポスト:前政調会長/派閥:岸田派/当選回数:9回(93年〜)/選挙区:広島/セールスポイント:岸田ビジョン/ウラ人物像:森友学園に関する公文書改ざん問題で「国民が納得するまで説明を続ける」と語っていたが、9月6日に「再調査をするとかそういうことを申し上げているものではない」と撤回

河野太郎(58)主要ポスト:行政改革担当相/派閥:麻生派/当選回数:8回(96年〜)/選挙区:神奈川/セールスポイント:ワクチン運び屋/ウラ人物像:10年からTwitterを開始。批判的なフォロワーを次々とブロックしていることについて、「そういう機能を使うことに問題はないというふうに思っている」とコメント(9月7日)

高市早苗(60)主要ポスト:前総務相/派閥:無派閥/当選回数:8回(93年〜)/選挙区:奈良/セールスポイント:サナエノミクス/ウラ人物像:民主党政権時代に生活保護の不正受給が社会問題となり、12年に「弱者のフリをしている人に貴重な税金を浪費される」と警鐘。出馬会見ではこの発言をめぐり膳場貴子と舌戦を展開

野田聖子(61)主要ポスト:幹事長代行/派閥:無派閥/当選回数:9回(93年〜)/選挙区:岐阜/セールスポイント:男女格差の是正/ウラ人物像:麻生財務相の「セクハラ罪という罪はない」という発言に「適切ではない」と批判。21年3月、自身にNTTの接待を受けていた疑惑が浮上すると「プライベートな会合」と逃げの一手に

*「週刊アサヒ芸能」9月23日号より

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