24H営業の必要なし!キミは「セコマ」のおにぎりの味を知っているか?

北海道内最大手のコンビニ「セイコーマート」に注目 おにぎりには多くの賛辞も

記事まとめ

  • コンビニの24時間営業を巡り、「セイコーマート」の経営スタイルに注目が集まっている
  • セコマは24時間営業に依存しないコンビニとして知られ、24時間営業店は全体の22.8%
  • HOT CHEFの「大きなおにぎり」には「一度食べたらほかのコンビニに戻れない」との声も

24H営業の必要なし!キミは「セコマ」のおにぎりの味を知っているか?

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 未だくすぶり続けているコンビニエンスストアの24時間営業問題。
 
 4月24日付の朝日新聞は、「コンビニの店主が24時間営業の見直しを求め、本部がこれを一方的に拒んで店主に不利益を与えた場合、公正取引委員会は独占禁止法の適用対象とする方向で検討に入った」と報じている。
 
 大手コンビニ各社が対応を迫られる中、北海道内最大手のコンビニ「セイコーマート」の経営スタイルに注目が集まっている。セイコーマートは24時間営業に依存しないコンビニとして知られ、「営業時間はお客様のニーズ、店舗毎の状況を踏まえて設定しており、24時間営業店は全体の22.8%です。地域に持続可能な店舗運営を目指している」(セイコーマート広報発表)とのこと。

 道民は愛着を込めて“セコマ”と呼ぶ。セコマの道内の地域カバー率は驚異の97%超え。道民の暮らしを支える小さなスーパーとして、もはやなくてはならない存在だ。
 
 それを印象づけたのが、昨年9月に発生した北海道胆振東部地震による全道停電。多くの商業施設が休業する中、セコマは95%以上の店舗が営業し、被災直後の道民の生活を支えた。店舗内で調理した弁当などの商品を提供するサービス「HOT CHEF(ホットシェフ)」がある店舗にはガス釜があり、停電中も炊飯が可能だったため、被災した人に握りたての温かい「大きなおにぎり」を提供したとか。

 HOT CHEFの「大きなおにぎり」は、よくあるコンビニの三角おにぎりとは違い、女性ならば両手で持ちたいぐらいのデカさ。ふっくら丸くて海苔はしっとりの、まさに懐かしの“おふくろのおにぎり”だ。道外にもファンは多く、セコマファンによるサイトには、「旅先で食べた。一度食べたらほかのコンビニに戻れない!」「熱々で握り加減最高」「筋子については、粒が大きくてもはやいくら!」といった多くの賛辞が寄せられている。
 
 梅、たらこ、昆布、鮭、ツナマヨなどの定番具材のほか、鮭山わさび、豚そぼろマヨ唐揚げマヨ、チーズベーコンおかかなどの変わり種も。価格は100円台から200円台後半まで具材次第だ。ちなみに、HOT CHEFにはボリューム満点の「カツ丼」や十勝のソウルフード「豚丼」もあり、そのレベルの高さがネット上で話題になっている。

 販売する商品は、「可能な限り北海道のおいしい食材を生かし届ける」というのがセコマの理念。道外で唯一セコマが進出している茨城と埼玉県は、自分の町に北海道のミニアンテナショップがあるようなものだろう。「24時間営業でなくてもおいしければOK!」そんな道民の声が聞こえてきそうだ。

(金谷 侑)

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