盗難の補償は?アマゾンが本格化させる「置き配」サービスのリスク

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 7月8日にアマゾンジャパンが、サービスエリアを拡大し本格的にスタートさせることを発表した「置き配」。アマゾンでは3月から試験的に、玄関や車庫など顧客の指定の場所に届ける「置き配」を実施していたが、今後その対象地域は、東京都新宿区、渋谷区、世田谷区、神奈川県横浜市磯子区、栄区、青葉区、大阪府茨木市、高槻市、摂津市など7都府県、44エリアにまでなる。
 
「宅配の再配達による負担軽減のために、今年から日本郵便や楽天などがサービスをスタートさせている置き配ですが、アマゾンも本格参入を表明しました。アマゾンでは、玄関・宅配ボックス・ガスメーターボックス・自転車のかご・車庫・建物内受付の管理人から配送場所を選ぶことが可能で、デリバリープロバイダ(=アマゾンと提携する地域配送業者)を中心とした配送パートナーが専用アプリで配達場所を撮影、利用者の専用アプリに通知が来る仕組みです」(社会部記者)

 ただ、盗難リスクと盗難された場合の補償はどうなるのかが気になるところだ。
 
「ABCニュースが調査したところによれば、置き配が当たり前のアメリカでは、約10%の人が宅配物の盗難被害にあっているといいます。もちろん犯罪発生率は違いますが、日本でも置き配による盗難は起こると考えて間違いないでしょう」(経済ジャーナリスト)

 また、盗難された場合については、アマゾン側は「状況を確認して再送や返金などの補償手続きをとる」としている。
 
「とはいえ、自分が頼んだものが盗まれてしまえば悪い気分は残る。配送場所は、選択できる中でもできるだけ人目につかない場所にするのが肝要でしょう」(同)

 一度便利さを知ると手放せない配達法になるかもしれない。

(小林洋三)

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