"超特盛"が大ヒット!「吉野家」黒字転換は好景気の予兆?

吉野家ホールディングスが黒字転換 3月に投入した超特盛が大ヒットを記録

記事まとめ

  • 吉野家ホールディングスは19年3〜5月期の連結決算で営業利益が10億4400万円の黒字
  • 3月に投入した超特盛が、1カ月で100万食の大ヒットを記録したことが要因という
  • 超特盛と、ご飯のないライザップ牛サラダはSNSによる宣伝効果があったとも

"超特盛"が大ヒット!「吉野家」黒字転換は好景気の予兆?

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 7月9日、吉野家ホールディングスが発表した2019年3〜5月期の連結決算で営業利益が10億4400万円の黒字となり、前年同期1憶7800万円の赤字からの黒字転換となった。
 
「要因は、今年3月に投入した『超特盛』が1カ月で100万食の大ヒットを記録したことにあります。吉野家の牛丼に新サイズが加わるのは1991年以来28年ぶりのことで、スタート当初は『並盛りを2杯注文した方がお得では?』との声もあり、ここまでのヒットは吉野家も予想していなかったのではないでしょうか。『超特盛』が受けたのは、SNSで投稿する人が続出したことも大きく影響していると見られ、同じく堅調という5月に投入されたご飯のない『ライザップ牛サラダ』も、SNSによる宣伝効果があったと思われます」(飲食店コンサルタント)

 こうした吉野家のV字回復の兆しは、牛丼業界全体の売上増も関係していると、経済評論家は語る。
 
「『すき家』は13カ月連続、『松屋』でも11カ月連続で既存店売上高がプラス成長しており、牛丼御三家は軒並み好調なのです。一説には、牛丼の売上が伸び始める、つまり多少なりとも外食の人が増え始める傾向が強くなっているとの見方もあり、景気が好調に向かう予兆との指摘もある。そのため、今後も牛丼業界と景気の双方の動向に注目です」

 果たして、吉野家の黒字転換は実感の伴った景気回復の狼煙となるのか。

(小林洋三)

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