意外!?「ザ・ノース・フェイス」が夏場なっても絶好調の理由とは

ノースフェイス

 スポーツウェアの製造販売をおこなう「ゴールドウィン」が8月2日、「ザ・ノース・フェイス」などの好調を受け、2019年4〜9月期決算の連結業績予想を上方修正。同日発表した4〜6月期の連結業績も、売上高が前年同期比22.0%増になるなど絶好調ぶりを見せている。
 
「同社が5月に発表した3月期決算でも、売上高が9期連続の増収で過去最高を23年ぶりに更新し、営業利益も11期連続の増益、経常利益は6期連続の増益で100億円を突破するなど、売上高も利益も過去最高を記録していました。スポーツウェアやアウトドアウェアのブランドは夏になると売り上げが落ち込む傾向にありますが、ここに来てのさらなる上方修正に、『ザ・ノース・フェイス』ブランドの強さを感じますね」(ファッション評論家)

「ザ・ノース・フェイス」といえば冬のダウンジャケットのイメージが強いが、なぜ夏場に入っても業績を伸ばしているのだろうか。
 
「1978年に米企業から『ザ・ノース・フェイス』の輸入販売をするようになったゴールドウィンですが、94年には国内商標権を買い取り、『ザ・ノース・フェイス』の独自商品を開発しているのです。さらにファッションブランドとのコラボやカジュアル路線の『パープルレーベル』などを展開するなど、ターゲット層を広げてきました。加えて、全国のショッピングセンターなどに直営店を数多く出店してきたことで利用客も増えているという。夏季も関係なく勝負できる土壌と材料が、しっかり揃っているということでしょう」(経済ジャーナリスト)

「ザ・ノース・フェイス」の強みは日本オリジナルにあるわけだ。

(小林洋三)

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