海外では反対運動も!日本市場で急拡大の「エナジードリンク」に潜む危険

エナジードリンク

 昨今、エナジードリンク市場が急拡大している。市場調査のインテージ社による全国小売パネル調査(SRI)によれば、直近の2018年7月〜2019年6月は459億円の市場規模で、3年前の約1.4倍となっているという。
 
「利用者は10〜30代の男性が圧倒的に多く、若ければ若いほどエナジードリンクを飲んでいる結果となったという。常用する若者に話を聞いたところ、《眠気がスッキリするから受験勉強をするときに飲む》や《会社の会議の前に気合を入れるために飲む》などといった意見がありましたね」(社会部記者)

 若者にエナジードリンクが受け入れられる一方で、若者離れが叫ばれる飲料もある。コカ・コーラだ。8月、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは、「コカ・コーラ」の売上の低迷になどよって事業が悪化したとして、12月期の決算で最終的な損益が567億円の赤字に転落する見通しであることを明らかにしている。若者たちにコーラを飲まなくなった理由を聞いてみると、《太るから》や《体によくなさそうだから》など、健康への影響を懸念する意見が多く見られる。
 
「ただ、コーラを飲むよりエナジードリンクを飲んだ方がよっぽど体に害を及ぼす可能性が高いとも言われています。気分が高揚したり眠気をなくすのは、何と言っても大量のカフェインが含まれているから。カフェインを大量に摂取し続ければ、心臓のリズムが乱れたり、中毒症状を起こす恐れもある。2012年にはカナダで、14歳の少女がエナジードリンクを過剰摂取したことによるカフェイン中毒で死亡していますし、イギリスでは『事実上のドラッグだ』と販売禁止を求める運動も行なわれているほどです」(管理栄養士)

 何はともあれ、ほどほに。

(小林洋三)

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