100万人都市が300も!新型肺炎で注目される中国の人口がスゴすぎた

武漢市

 新型肺炎の蔓延で全国的にマスクが不足している中国に、大分市が3万枚のマスクを寄付した。79年から武漢市と友好都市になっている大分市では、防災用に備蓄していたマスクを1月27日に送ったという。この寄付は中国最大級のニュースアプリ・今日頭条でも報じられたが、そのなかに日本人にはピンとこない記述があったという。

 今日頭条では大分市を「人口50万人足らずの都市」と表現。中国ネット民からも、小さな都市が3万枚ものマスクを備蓄していたことに驚きの声があがっている。だが人口47万人の大分は日本全国で40番目に人口が多い都市であり、小さな都市という認識は薄いはずだ。

 しかし中国人にとっての大分市は、田舎町も同然の小都市だというのである。たしかに武漢市は人口1000万人を超え、市の中心部に当たる「武漢三鎮」だけでも660万人というメガシティ。しかも中国にはほかにも大都市がうようよあるという。

「中国には660ほどの都市があり、北京や上海など13市が人口1000万人を超えています。300万都市だけでも180ほどあり、100万都市は300を超えるというのですから驚き。ちなみに日本で人口300番目の市は9万人程度ですが、両国の人口は11倍ほど違いますから、その比率通りということもできそうです」(トラベルライター)

 中国の都市では周辺との合併を繰り返して肥大化するケースが多い。武漢市は兵庫県や広島県よりも広く、中国最大の都市である重慶市は北海道よりも広いというのだから、そのサイズ感には驚く。そのため人口統計にも総人口や市区人口、城区定住人口など様々な基準があり、資料ごとに大きく数字が異なるという。

「それでも中国人の感覚では、100万人程度では大都市ではなく普通の地方都市といったところでしょう。新型肺炎を封じ込めるために閉鎖された武漢市は7つの都市と市境を接していますが、その7都市すべてが人口100万人以上。東側に隣接する黄岡市だけで600万人超に及ぶのです」(前出・トラベルライター)

 その市民にマスクを行きわたらせるには一体どれだけの枚数が必要なのか、気の遠くなりそうな数字になることは間違いなさそうだ。

(北野大知)

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